病に倒れて一番、痛切に感じたことは…


元気なうちに色々やっておけば良かった!!

という事です。


身体を壊してしまったら

それまで当たり前に出来たことを

諦めなくてはならない。

今、まさに、そんな寂しさを実感しています。


毎朝、恐る恐る起きて

自分の体調と相談する。


少しでも不安があったら

貴重な機会も諦めなくてはなりません。


そんな今の状況にあって、

昨日は、

体調も随分とマシになって

外出が出来そうな実感がありました。


これを逃したら…

この後、憩室炎が再発したら…

来年、コロナがもっと酷くなったら…


色々悩みましたが、

決断しました!


これは行くしかない!!


祇園祭の山鉾巡行とともに、

3年ぶりに開催された『祇園祭献茶祭』

待ちに待ったお茶会の日です。


朝から着物を着て行って来ましたー(o^^o)

コロナが蔓延するまで

毎年行われていた祇園祭のお茶会でしたが、

今年は久しぶりの開催。


オミクロンのba5の広がりにも配慮して

人数も限られていたので、

どこの会場でも密にならずに

主催者の方の細やかな配慮のもと

安心安全に楽しむことが出来ました。


不審菴の拝服席に始まり、

常盤殿の水月会と

今年は清々館で行われた大中会の副席、

万亭、いわゆる“一力”で行われた而妙会と

瑤池軒の菓匠会の協賛席。


時に小雨の降る中、

心地良い風にほおを撫でられながら待つお席も

なかなかの風情がありました。

菓匠会の“祇園祭”がお題のお菓子の数々。


琥珀で作られた山や鉾…

職人さんの技術の粋を集めた素晴らしい作品が

祇園祭献茶祭を盛り立てていました。

安心安全に献茶祭を復活させたいと言う

『切な願い』と

それを実現させた皆様の『大変なご尽力』…

心から主催者の皆様にお礼を申し上げたいです。


誠に有難うございました♫

そして、献茶祭の後は…

祇園祭の宵山へ!!


こちらもまた3年ぶりの歩行者天国☆

山や鉾町の皆さんはもちろん、

歩いている人やお店の人も

本当にみんなが嬉しそうで、笑顔、笑顔、笑顔!!


もともとは疫病退散のお祭りですから、

本来の形に戻ることが出来た喜びはひとしおです。


お祭りは人を元気にしてくれます。


そして、

人の笑顔で街が元気になる!

街が元気になると…きっと国も元気になって、

経済も上手く回って行く!!


久方ぶりの祇園祭で元気を貰った私には

そんなふうに思えてなりません。