ウクライナの皆さんを支援するための

チャリティコンサート。

なんとか無事に昨日、行うことが出来ました。


お越しくださった皆様、

ご寄付頂いた皆様、本当に有難うございました。


ウクライナのみなさんのために、

世界平和の祈りを

ウクライナの姉妹都市である京都市から

世界に向けて発信したい!


そんな想いで皆さんが集まって下さったことだけで胸がいっぱいになります。





第一部では、

キーウ国立劇場のプリンシパル長澤美絵さん。

そして 長澤さんのパートナーで、 同じくキーウオペラ劇場ソリスト、エフゲニー・ペトレンコさんにお話をお聞きすることが出来ました。


お二人は、ロシアの軍事侵攻が始まる10日ほど前、2 月13日に来日。当初は一時的な日本への帰国の予定だったそうです。


キーウ出身のエフゲニーさんは、

『まさか今の時代に、過去のものだと思っていた戦争が本当に起こるなんて、それも自分の国で起こるなんて、思いもしなかった。』と…


長澤さんも

『とてもオープンで優しいウクライナの皆さん、そして目を見張るほど美しいウクライナの自然と街並みがロシアの攻撃で壊され、尊い命が、今、この瞬間も奪われて行っていることが、とても辛いです。1秒でも早い終結を祈って止みません。』と想いを話して下さいました。


エフゲニーさんのご両親や親戚の方は

キーウ市内から車ですぐのところで避難しているそうで、心配は募るばかりです。




今回、チャリティコンサートの会場となった

京都市国際交流会館でもウクライナの方が働いていらっしゃることもあって、館長の藤田裕之さんはウクライナ支援に力を入れているそうです。

コンサートの受付で行った募金は「ウクライナ・キーウ京都市民ぐるみ受け入 れ支援ネットワーク」に寄付されますが、そのネットワークの立ち上げにも藤田さんは携わっていらっしゃいます。


この特別チャリティーコンサートの収益の一部は在日ウクライナ大使館 及びUNHCR(国連難民 高等弁務官事務所)に寄附させて頂きました。





そして第二部の

「ウクライナへの祈りのコンサート」では、

ウクライナの歌姫

オクサーナ・ステパニュックさん。

ヴァイオリン菊本恭子さん。

ハープ福井麻衣さん。 

ピアノ森本美帆さんの演奏をお楽しみ頂きました。


まさに

天使の歌声のようなオクサーナさんのソプラノ。

魂が舞い上がるような心地がしました。





あっという間の2時間でしたが、

昨日のコンサートで、出演者の皆さん、そして、ウクライナ支援のために来て下さった会場の皆さんの心が一つに重なるのを感じました。


皆さんの平和の祈りが

世界へ届くことを願って止みません。


私たち一人一人の力は決して大きくはありません。

でも、何か自分のできる範囲で行動する。

そのことは決して無駄にはならず

誰かのために役に立つと信じています。


ウクライナの方のための支援、

世界平和のために何か出来ることを

これからも続けて行きたい。

改めて強く感じるコンサートになりました。