今の自宅から、京都までは電車で1時間とちょっと。

奈良までは車で1時間弱!!


関西に住んでいると…

“大好きな古都を訪れる”

そんなことが簡単に出来てしまいます♫


千年以上も続く伝統と文化に

たったの1時間で手が届く♫

東京に住んでいた時には想像も出来ない

夢のような生活です。




今も人々の暮らしとともに息づく

伝統行事や文化。


「奈良の春」と言えば!!

東大寺二月堂の「修二会」

いわゆる「お水取り」です。


そのお水取りでは、

練行衆自らが作った「椿」の造花が

堂内に飾られます。


この時期、奈良の和菓子屋さんでは

その椿を模した目にも艶やかな可愛らしい和菓子が

店頭に並ぶんです。

東大寺・開山堂の庭に咲く椿は、赤い花に白い斑点が入る「糊(のり)こぼし」と呼ばれていますが、

開山の良弁僧正を祀るため、「良弁(ろうべん)椿」との別名もあります。


白亳寺・五色椿、伝香寺・散り椿とともに

「奈良三銘椿」の一つだそうです。

そして、その椿をかたどった和菓子も

老舗のお菓子屋さんによって

名前も違えば、その味もかなり違います。


一番、有名なのは

萬々堂通則の「糊こぼし」ですが、

ほかにも鶴屋徳満の「開山良弁椿」や

中西与三郎の「南無観(なむかん)椿」も

なかなかのお味です。


鶴屋徳満さんには2年前に行きました(o^^o)

老舗の風格のあるお店では

可愛らしい看板娘さんがお出迎えして下さいます。


『開山良弁椿』はとても優しい口当たり。

中の黄身あんが大きくて

まろやかな甘さが心地良い逸品です。


続いては中西与三郎。

お店にはカフェが併設され

作りたての和菓子を頂くことが出来ます☆

こちらは『南無観椿』。

こちらは、That's WAGASHI !! な感じ。

外側の花びらと内側の黄身餡のかたさが違うので

絶妙な舌触りを楽しめます。

そして、大御所『萬々堂通則』の「糊こぼし」!

をご紹介したかったのですが…

萬々堂通則でいつも和菓子を買うのですが

「糊こぼし」だけは

買ったことがないのですー(^◇^;)



是非とも3月中には奈良に行って

制覇したいところですが、

ま、楽しみを残しておくのも一興…ですかね♫


春の訪れを和菓子から感じるひととき。

そうだ、奈良に行ってみませんかー???