引き寄せ術、上級編はシンプル!!

『周りの人を褒める!応援する!!』です。


周りの人をめちゃくちゃ褒めます。

素晴らしい!

素敵!

可愛い!

そう思ったら声に出して言いましょう(o^^o)

日本の文化は

『謙虚で品良く、直接的な表現を避ける』

それが美徳とされますが、

人を褒める時は!

勇気を出して声高に相手を褒めましょう!!

そして、応援しましょう!

自分も…

頑張って何かをしたら褒めて欲しくないですか?
褒められたら嬉しいですよね?


『自分がして欲しいことを

 周りの誰かのためにする!!』

これは確実に笑顔を増やすことが出来る方法です♫




でも、褒める時の注意!

『“嘘”は絶対にダメです。』


相手の気を惹きたいから、

おべんちゃらを言って、自分が得をしたいから…


そんな理由は絶対にバレます。

見透かされます。

『思っていないことは言わない。』

これは鉄則です。


必ず、自分が

『この人、凄いっ!素晴らしい!』

そう思ったことを言葉にしましょう(o^^o)




でも『褒める』って意外と難しいのです。




アナウンサー時代の仕事で

『食リポート』がありました。


番組で取材に行き、

名物料理や珍しい料理を食べて

その感想を視聴者の方に伝える。


ところが、

これが、なかなか難しいのです。


一生懸命、心を込めて作られたお料理ですが、

なかには口に合わないものもあります。


でも、料理を食べている現場では

大概、すぐそばで、

お料理を作って下さった方が見ています。


私が何と表現するのか

ドキドキしながら…


そんな時が

アナウンサーの腕の見せ所です。


口に入れて、

味に特徴を見出せなくても!

芸術作品のように見た目が美しかったり、

舌に乗せるとホロホロと崩れて溶けて行く食感が

素晴らしかったり、

うっとりするような香りが豊かに漂っていたり。


『味』以外にも

見た目や食感、香りなどなど

いくらでも素晴らしいポイント、

褒めるポイントを見つけることは出来るのです。


どんなお料理にも良いところはあります。

そこを素早く的確に見つけて『褒める』。


一生懸命、作って下さった方に

悲しい想いをさせたくありません。


どんなお料理でも

『素晴らしいポイントを見つけて的確に褒める』。

これが出来ると

アナウンサーのレベルも上がります。


どんな料理でも美味しく食リポして貰えると

ディレクターは安心出来るからです。

その逆で、

自分でリサーチして発掘した美味しい料理を

リポーターが上手に表現できなかったら

ディレクターは悲しくなります。


アナウンサーの仕事として

『褒める』練習をするために、

普段、食事をする時も

良いところを探しながら食べました。

褒めるポイントを見つけたら、

一緒に食事をしている友人に話したりします。

今も、その癖は抜けません。




でも、これはお料理だけに限らないんです。

『人』であっても同じです。


誰であっても『褒めるポイント』はあるのです。




読売テレビに勤務している時は、

エレベーターで乗り合わせた人を「褒める」!

そんなノルマを自分に課していました。


朝、エレベーターで会う同僚に、

『そのコートめっちゃ可愛いね。』

『その鞄、素敵!どこで買ったの?』


もちろん、

本当にそう感じなかったら言いません。

『コートが可愛い』と思わなかったら

『鞄が素敵』だと思わなかったら、

絶対に言いません。


嘘はダメです。


エレベーターに乗り合わせた同僚を見て

即座に『素敵なところ』を的確に発見。

それを『褒める』トレーニングをしました。


的確に褒めることに成功すると

相手のリアクションは大きくなります。

『有難う!

 これね、昨日、ミナミで見つけて

 衝動買いしちゃったの。可愛いでしょー!』

などなど話が盛り上がります。


褒めるポイントが外れると…

『あ、そう?いつものコートだけど…』


『素早く、且つ、的確に褒める』。

それが、どんなに難しいことか…


でも、そんな練習を30年近くやっていると

最近は自然と…

目の前にいる人の素敵なところが

目に入って来るようになって来たのです。


お料理を食べていても

自然と…

美味しいポイントが

際立って来るようになりました。


わざわざ探さなくても

皆さんの姿、

そして食べるものや、行った先の景色…

目に映る様々なものの素敵な部分が際立って見えて来ます。


『褒めるポイント』を意識すると

それを感じる『感覚』も

鋭く鍛えられて行くようです。


自分自身も素敵なものに敏感になれるんです。




さあ、

あなたの目の前に居る人、

食べる料理、景色…

今から本気で褒めてみませんか?