読売テレビの『ウェイク アップ』。

後輩の中谷しのぶアナがMCをしているので

いつも土曜の朝8時から観ています。


お正月の第一回は、

大阪の「こども本の森 中之島」から

この図書館を設計し寄付をした安藤忠雄さんをゲストに生中継で放送されました。



『私はね、若い頃、ボクシングをしていたから

 分かるんです。

 一歩踏み込むのは危険です。

 近寄ったらカウンターパンチを受ける可能性が

 ありますからね。

 でもね、

 一歩踏み込まないと当たらないんです。』

安藤忠雄さんの言葉です。



何歳になっても

チャレンジングな

新しい試みの建築物を作り続ける安藤忠雄さん。


上海のオペラハウス、保利大劇院も

新しい発想で誰もやったことのない設計でした。


最初は日本の大企業に提案したそうです。

ところが…

返って来た言葉は『難しい。』

困難で危険なことが多すぎるのでやらない。


その後、

安藤さんは同じ案を中国に持って行きました。

すると…

『日本が出来ないことを、中国はやってやる。』

二つ返事で着工が決まったそうです。


そして、

誰も見たことのない

素晴らしいオペラハウスが上海に出来上がりました。


日本人ができないものを作ろうとする気概で、

驚くほどのスピード感で完成したそうです。



危険なことに一歩踏み込まないと、

当てることは出来ないのです。



私たちは日々、色々な選択肢を迫られます。

やりたいけれど危険を伴うこと。

誰もやったことがないこと。

未知数のこと。


ついついリスクヘッジするために

チャレンジを諦めたことありませんか?


『一歩踏み込むのは危険。  

 でも一歩踏み込まないと当たらない。』


2022年。

今年は一歩踏み込んでみませんか?