平安中期から鎌倉初期にかけて都で大流行し、

貴族から庶民に至るまで皆に愛好された『今様』。


直訳すると

今、流行りの…

“現代の流行歌”と言った感じでしょうか。


特に後白河法皇が熱愛され、

なんと!

熱中し過ぎて喉を痛めたと言う史実が

史書の記録にも残されているんです。


その今様を今に伝える『日本今様謌舞楽会』。

その活動をお手伝いしています。




コロナ禍で2回も延期になった

京都「仁和寺」での奉納が

1年半越しで叶いました(o^^o)


様々な困難を乗り越えて

石原さつきお家元の下、

今様を守る皆さんのお陰でようやく実現しました。


「諦めなければ、夢は叶う」んです!!



晴れの舞台に

私も参加させて頂くことが出来て

感謝の念にたえません。




仁和寺さま。

ご縁を繋いで下さった般若寺さま。

誠に有難うございます。

色づく仁和寺のははそのもみじの中、

皆で奉納に向かいます。



平安絵巻を現代に伝える『今様』。

その謌を競い合う『今様合わせ』が
華やかに執り行われました。


この日、私は公達の出立ちで
『まろうど(客人)』の役。

即興で拙い『今様』を披露させて頂きました。
想いは「疫病退散」。
今、少しだけ落ち着いているコロナが
このまま終息に向かいますよう、
心からお祈りしました。