帰国子女を受け入れる小中学校に通っていました。


クラスメートの4人に1人は

欧米やアジアなどで育った友達でした。


今も仲良くしている友人達は

ドイツやフランス、アラスカから帰って来た帰国子女です。


そのせいか、

私はちょっと人と違う考え方をするみたいです。


皆が空気を読んで右を向く時も、

私はどちらが正しいか考えて、

皆の行動とは関係なく

自分の信じる方向を向いてしまいます。


なので、

社会に出てからは辛い目に遭うことも

少なくありません。


それでも、

自分を変えることは出来ません。

考えを変えることは

生き方を変えることになるからです。


そんな性格とともに

合理的に物事を考える癖もありました。


人は人、自分は自分。





数日前、

突然スマホの画面が緑一色になり

使えなくなりました。


今の時代、

「スマホが壊れる」と言うのは

なかなかの試練です。


予定が分からない、

連絡先が分からない、

行きたい場所が分からない、

お金を払えない…


そんなピンチの時に

一緒に携帯ショップに付き添ってくれて

何時間も我慢強く

相談に乗って支えてくれた友人がいるんです。


彼女とはお茶会で知り合いました。

そんなに長いお付き合いではありません。


にもかかわらず、

携帯の故障に詳しくない私に

細やかなアドバイスをくれ、

貴重な時間を私のために使ってくれた彼女。

お店に入った時はまだ明るかったのに

帰る頃には真っ暗になっていました。


本当に有り難かったです。

彼女が居なかったら

途中で心が折れていたと思います。


私はつい合理的に考えてしまうので、

彼女を私に付き合わせる、

そんなことは考えられませんでした。


自分は自分、人は人。


私は携帯の故障を直す、

彼女は私と離れて彼女の用事をする。


それが当然のことだし、

大切な時間の使い方としては合理的で正しいこと。


でも、

彼女は違ったんです。


私が彼女の立場なら

同じ行動が出来なかったと思います。


そんな彼女をとても尊敬しますし、

彼女の行動にとても感銘を受けました。





そして…

先日。


今度は別の友人がトラブルに見舞われたんです。


最初は、

今までのように合理的に考えて

別々に行動をして

対処をした方が良いように思いました。


が…


お茶会で仲良くなった友人が私を支えてくれたことを思い出して、

今回は私が別の友人に寄り添って

一緒にトラブル解決に頑張りました。


とても自然に

今までの自分を変えることが出来たんです。


自分でも驚きました。





お友達はとても大切です。

一緒にいて色々話をし、

相談に乗ってもらったり、乗ったりしている間に

考え方も似て来ます。


尊敬出来る素晴らしい友人のそばにいたら

自分の性格や人格も

そんな素晴らしい人に一歩でも近づける。

そんな気がしてなりません。


自分を変えるのは難しいです。

ましてや友達を変えるのはもっと難しいです。


でも!

尊敬する友達のお陰で、

自分も成長できる!!

そんな実感を持たせてくれた友人に

本当に感謝してもしきれません。


本当に本当に有難うございました(o^^o)