人前で喋る時、上手く話す方法☆管理職編

会社での立場が上がって来ると
表彰式など会社のイベントで
コンテストの概要などを説明する役が回って来たりします。

或いは、ちょぅとした司会を頼まれたり。

管理職なので、
基本のパワーポイントや文章、
或いは司会のレジメや台本は
部下が作ってくれたりします。

『人が作った文章を人前で話す!!』

一見、楽勝に思える、この役割。

でも!
そんな時、
大きな落とし穴が
あなたを待っているんです。

あなたは部下などが作った文章を
そのまま読み上げたり
暗記したりするかもしれません。

まず第一に
それが大きな間違いなんです。

必ず!

その文章を自分流に事前に書き換えましょう!!



同じことを伝えようとしても、
使う言葉や、伝える事柄の順序、文章の長さ。
人それぞれで千差万別。

他人の作った文章は、
あくまで、その文章を書いた人の言葉。
自分の言葉にはなり得ません。

まず、自分だったら、どう伝えるのか?
どんな言葉を使うのか?
どんな順序で説明するのか?

ほぼほぼ同じ文章になるとしても、
自分でリライトしてみましょう。

そうすれば
自分でも理解しやすく、
人にも分かりやすい文章に変わります。

何より、
グッと覚えやすくなります。

自分の頭には自分のデフォルトの文章が
既に出来てしまっているのです。

無理して
他人の頭の中のデフォルトに合わせる必要はありません。

他人の道具を使う、
その時点で
ハードルが上がってしまいます。

そんな無駄なことはやめましょう!!

そして!
リライトする時のコツです。

①1番伝えたいこと。
 結論から書く。
②次に結論の理由を説明する。
③そのために何をするか、どうやるのか書く。
④文章は簡潔に短く。
 全ての文章は可能な限り短くする。
⑤丁寧になり過ぎない。
 敬語はシンプルに。
 「来年も皆さまからの作品を
  募集させて頂きたいと思います。」
 →「来年も皆様からの作品を募集します。」
⑥出来る限り
 パワポに書いてある文章をそのまま使う。

 説明を聞いている人も

 パワポと同じ文章で話してくれた方が

 理解しやすいんです。

 わざわざ変える必要はありません。


また!
喋る時のコツです。

①ゆっくり話す。

 いつもと違うことをすると人は焦ります。

 焦ると早口になり、

 言葉をかんだり、間違えます。
 間違えると、もっと焦って早口に…
 悪循環です。
②パワポや台本はガッツリ見ましょう。
 挨拶やその日の天気など話す以外、
 段取り通り話す時は、
 パワポや台本を見ても違和感は与えません。
③自分の話をしっかり聞いてくれる人を見て話す。
 これは以前のブログにも書きました。
 宜しければ6月7日のブログを読んで下さい。
④上手く話そうと思わない。
 ここで伝えることは何か考えながら話す。
 上手く話そう、そう思った途端、
 人はミスをします。
 自分の役割、今、何を誰に伝えたいのか、
 それだけを考えて話しましょう!

さて!
如何でしたか?

少しはお役に立てましたか?


要は『自分の言葉で、簡潔に伝える!!』
これに限ります。

私は人前で喋ることが
好きではありません。

でも『伝えたい!』
その気持ちだけは人の100倍あります。

人前で喋るのが嫌いな私が
28年間アナウンサーをして来た中で身に付けたコツ。
是非是非、皆さんもやってみて下さい。

喋ることの疑問が浮かんだら

コメントを下さい。


私で分かることでしたら、
ブログでお応えします。

皆さんからの感想、
ご質問、お待ちしています(o^^o)