誰が思いついたのだろう・・・抹茶スイーツを。
誰があわせてみようと思ったのだろう・・・甘いものと抹茶を。
さる本によると、抹茶スイーツの草分けはやはり抹茶ソフトクリーム。三条商店街の「矢野自作園」さんが販売されたのが最初とのこと。それまで茶道の世界のみのものだった抹茶の裾野が一挙に広がった。茶室体験したことない人でも、抹茶を食したことのないひとはいないであろう。
数々の発展を遂げ、ついに定番の抹茶スイーツが生まれる。抹茶パフェである。諸説あろうが(誰も研究せんやろしな)三条木屋町の「はやしや」さんがパイオニア。今では東京にもご出店されています。私も大阪のヒルトンウエストのお店でいただきました。これぞ王道の風格、といったところでしょうか。
抹茶パフェといえば最初に名が出る「都路里」さん。よう行列してはります。僕は祇園のあそこで行列するくらいなら宇治に行くなり、抹茶はあきらめて「鍵善さんのくずきり」や「祇園小石さんの黒糖パフェ」に行った方が・・・と思って、食わず嫌いになってました。どうしても食べたいという嫁に引っ張られ伊勢丹内の店で初体験・・・並ぶだけあるわ こりゃ。
他にも通りすがりにあれば、極力食するようにしてます。
泉湧寺観光のついでに寄った「大谷園茶舗」さん。ここのはクリームの中に抹茶のツブツブがよう見えてます。
平安神宮からくろ谷へ向かう途中で食した「竹村玉粋園本舗」さんの抹茶ソフト。妙に記憶に残ってます。それだけ美味しかったのでしょう。ソフトだけでなくモナカもあります。イートインはありません。
お菓子にも抹茶モノはもはや一大勢力を築いています。
京都限定、抹茶クリームの「グリココロン」「ポッキー」などなど。
私が職場のお土産によく使うのが、先ほどの都路里さんの「つじりの里」。伊勢丹でよく買います。日持ちしますし、15本入りで600円くらいだったかCP高いです。
同じく伊勢丹に出されてます「丸久小山園」さんの抹茶サクレットも同様の理由で他県人には使い勝手がいい。なおかつ両方とも職場での評判がすごぶる良かった^^。やっぱ京都ってスタンダードレベルが高いんだろうなぁ。
お茶の本場宇治でもバラエティに富んだいろんな抹茶菓子があります。
中でも双璧はやはり「伊藤久右衛門」「中村藤吉」でしょうか。
前者は宇治観光の中心からチョット離れてます。たとえば三室戸寺のアジサイを見た後によればいいでしょう。こちらの抹茶パフェは上に抹茶のせんべいが乗っているのが特徴。あっさりとした味わいです。
中村藤吉は実は私の中のベストオブ抹茶スイーツ。
店内にイートインがありますが、「庭で食べたい」といえばコーンに入れてくれます。名前は忘れましたがお庭には松の銘木が横たわっているはず。なんじゃこりゃあぁ(by松田優作)と驚いたほど美味かったのを記憶しています。ここの抹茶チョコレートもお土産の定番ですね。店名を冠した「中村茶」もはずせません。
本日は書きながら食べた時のことを思い出してたので、まとまりのない文章で申し訳ございません。手軽に「京都」を体験できる抹茶スイーツ、これからも密かにランク付けしながら食べ比べていきたいものです。





