5月22日 水曜日 晴 24℃
今日は83歳男性宅を訪問。
毎週のように転倒をして近所の方から何とかしてあげてと電話がかかってくる人です。
歩き方もおぼつかなくて、転倒しても自分では起き上がることができない様子を見たら誰でも心配になりますが、本人は特に困っていない。
転んだら少し痛いけどまだ自分のことは自分でできる。お金を払って誰かの世話になる気はない。お金がもったいない、といつも言われるので今日もそう言われるかなぁと思いながら伺いました。
困っていることは特にないけど、自分が死んだ後誰が骨を拾ってくれるのかが心配で眠れないと言われます。
本当は亡くなった後のことではなくて、今の生活を心配して欲しいのですが、それは申し上げても納得していただけそうもなくて。
身元保証会社があり、生きているうちにお願いをしておくことができることを説明。
少し納得していただけましたが、それなりに費用がかかると知るともったいないと言われます。
やっと貯めたお金をそんなことに使えないと。
生きている今も、死んだ後もお金を使いたくない身寄りのないこの方のお金はどこにいってしまうのでしょうか。
なんだかもどかしいですが、どうしようもない状況です。