ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
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at 11.02.03
ちきりん
イースト・プレス
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楽になった~。
とにかく読んでいて別の視点も得られるし、緩むというのがキーワードです。
先日の東日本大震災で精神が休まらない時期。TVでは、普段の番組に戻りつつも地震直後の悲惨な映像が流れて、ますます疲労してしまいます。TVを切って本を読んで、自分を取り戻すのも大切です。
退屈すること、予定が入っていないことが怖くなると一種の現代病です。この病気にかかっていると思う人は、一度「何ひとつ有意義なことをしない3日間」を過ごしてみればよいと思います。
・・・よくかかる病気です。去年はしっかりと罹って、いざその予定を行うとなると、ぐるぐる廻っていたような気がします。何ひとつとは言わないですが、今年の注意としては、予定を先まで詰めすぎない、それでこの病気を防ぐため、だらだら休日を意識したいと思います。
昼過ぎまで家族で寝倒している休日。それもいいものよ
仕事・家庭・趣味「3×3分割図」で人生設計
人生の時間の使い方には大きく括れば「仕事」「趣味」「家庭」の3つがあり、個々人には「人生のある時期、この3つのうちどれを選ぶかという選択権が与えられている」ということです。
ただし一時期に「3つとも選ぶ」のは誰にとっても非常に困難で、本人が才能に恵まれることはもちろん、その他にも様々な条件に恵まれないと困難でしょう。
この図を使い、過去から現在までの自分の生活を視覚化して振り返ってみたり、将来の計画を立ててみてはいかがでしょうか。また、定期的に現状をチェックしてバランスを調整するのもひとつの使い方です。
この人生設計。3つとも選ぶことが困難だと言っているのがポイント。確かに、今、独身のときほど「趣味」の時間が少なくなっています。が、これと仕事がまるで0にすると、発狂してしまうのが私。夫に産休中の性格悪いと言われたし・・・(爆)
このへんのバランスを先日夫とも話し合ったのですが、やはり、次男マックスが3歳ぐらいになるまでは、趣味は削らざるを得ないので、その間にどうせなら、役員ごとなど入れて、飛べるときに備えて、今は準備期間とも思いました。
物事にはよい面と悪い面があるのです。どうせならよい面をよい面をより多く見て生きていけば楽しく暮らせます。わざわざ悲観的に考える必要など、どこにもないのです。
(中略)
1.自由に生きる、ということ。誰かと比べられるのでも社会に評価されるためでもなく、自分のために生きよう、ということです。
そして、
2.モノは考えよう。世の中はいうほど暗くない。楽観的に生きよう、ということです。
今回の震災。そして電気の問題や交通網の問題。悲観的な話が多いです。が、そのなかで、私が感じた光があります。
それは・・・自宅勤務とフレックス勤務のススメ
子持ちには割と身近な話題ではありますが、今回電車が動かない→出社できないことで、こういう働き方に縁遠い生活をしている人も関心を持っていただけたような気がします。
これらが組み込まれた柔軟な働き方が、より当たり前になれば、仕事と育児もより両立しやすくなるだろうなと感じます。
いうほど暗くならず、いい面を考えて緩く生きていきたいな~
