海の水温は地上と2~3ヶ月遅れている
のがこれまでの常識となっていました。
しかし、ここ最近はその常識が崩れてきています
地球環境の変化や温暖化によって地球全体の
潮の混ざり方に偏りが生じているのが原因
なのかもしれませんね
今私は関東地方に住んでいますが、
関西~九州地方を主な生息域としている魚が
今は関東で普通に連れています
その代表格が「アイゴ」
「アイゴ」の生息能力はすさまじく、
1年中どこの「関東磯」でも釣れています
しかも食欲旺盛な「アイゴ」は海藻を食べつくし
いたるところで「磯焼け」を発生させ漁師を困らせています。
関東は「アイゴ」を食べる習慣がありませんので、
生息数はここ10年程で激増を一途をたどっています。
引きが強烈なので、ターゲットとしては
面白い魚ですが、増えすぎると生態系保全には悪影響です
このままでは、ブラックバスと同様に
「特定外来種」みたいな存在になるかも・・・
「メジナ」の生息域も年々北上を続けており
10年後には北海道で入れ食いになるのも
時間の問題かもしれませんね