「リハビリ依存」

昨日、療法士さんのブログで見かけた言葉です。

麻痺患者が、リハビリに夢中になりすぎ、他に目を向けない??って感じなのかなあ??

その療法士さんは、セラピストとして患者のために何ができるか、をまじめに考えている方のようで、一つの見方だけではなく、いろんな思いが書かれていました。

何年もにわたって、麻痺の回復に懸命になるよりも、趣味や楽しみを見つけるほうが患者の幸せにつながるんじゃないか?

う~ん、私が何度も悩んできたことだワ

「限られた人生、どちらが幸せか?」

リハビリが、上手くいかずに、イライラしているよりも、回復を諦めたほうが、楽、かしら?

いいえ、誰だって「諦める」なんて辛いはず!

でも、どこまで回復できるか?もわからないまま、延々とリハビリを続けることも、辛い。

うちの場合・・・

60代の夫が、あと何年生きられるのか?

再出血や他の病気で、今のような生活ができなくなるってこと、がいつ起こっても不思議じゃない。

そういうことを考えても、回復の可能性があるのに諦める、なんてできない。

問題は、「どこまで回復できるか?」が、担当療法士やリハビリによって、大きく変わってくること。

自分は、優秀なセラピストによって、満足できる治療を受けているのか?

自分自身が、後悔しないほど頑張ってリハビリしているか?

私は、回復に限界なんてないと思っているけど、夫は若くもないし、発症5年目ともなると、夢のような将来を想像することはできなくなった。

でも、でも、

10年後・・・

「こんなに良くなるなんて、思ってもみなかったよ!」

「そうだよな~」

・・・なんてことになるかも? わからないでしょ