うちが訪問リハを始めた1年余り前は、市で一つだけだった、看護リハビリステーション
病院やデイ施設などでも頼むことができますが、今、 お世話になっている所は、うちのケアマネさんのお勧めでした。
当時そのステーションの代表と会ってお話してみると、「患者をもっと良くしたい」という熱意が私にも伝わってきました。
「もっと伸びる患者をなぜ諦めさせるのか?」と、病院や施設に噛みついたというエピソードも聞きました。
うちの先生
によると、「うちの代表は、誰よりも勉強し、誰よりも動く人です。お客様から何か言われた時は、注意するより先にスタッフの話をじっくり聞いてくれます。尊敬できるセラピストです」

            

ここからは、
の独り言のようなもので、記事にするのもどうかと迷いましたが、志を持ち開業した療法士が直面する現実なのかな?と思い、皆さんに聞いていただきたくなりました。

随分前のことですが、
が、代表に言われたそうです。
「大丈夫? 風当り、強くないか?」

は、一瞬「何のこと?」と思ったけれど、すぐに、「大丈夫です」と答えたそうです。

何年か前に開業したステーションは、順調に大きくなり、スタッフ(看護師、療法士など)も増えていますが、昨年、急激に増えたのが非常勤で、主婦や大学教授など、いろんな方がいるそうです。

普通、新しいスタッフは、新規の患者の担当をするのではなく、週2回、3回のリハの内の一回を受け持つことが多いそうです。

「私だけなんです。分け合ってないのは・・・・・勝手だと思われてるのかも。」
「今の患者さんを渡したくない。私、自信があるから・・・」

非常勤の先生は、仕事のブランクがある人も多いらしい。   子育てが、一段落して復帰した女性療法士さんとか・・・

「私は、三日間患者さんを触らないと手の感覚が鈍ります。
  復帰してすぐにきちんと仕事ができるとは思えない。」

は、言いたいことをしっかり主張する方です。
「患者さんが得にならないことをする気にはなれない」と。

代表は、スタッフの質の向上が急務だと考え、勉強会をすることにし、その講師を
に頼んだのです。

でも、結局、勉強会が必要な人ほど、積極的に参加しない、らしい・・・

ん~、どこにでもある話のような・・・

リハビリステーションは、昨年、2つ開業し、市に3つになりました。
どのステーションも優秀なスタッフを探しています。
優秀な人に来てもらうには、現実、お金もかかります。

「代表は、基本的に依頼を断りません。成果を出すのが難しい患者さんがうちを信頼して頼ってきてくれるのは嬉しいことです。」

でも、商売が成り立つかは、ぎりぎり、らしい。

優秀なスタッフをそろえるのは、難しく、スタッフ教育もままならない。
評判の良いリハステーションも、スタッフの質はさまざまらしい。

だって、悩んでますよ。
彼氏との結婚も考えてるし、子供だってほしい、仕事は続けたいけど、中途半端な仕事はしたくない・・・

患者としては、良いセラピストを応援したいですね。

私ができることって?
こんな田舎の片隅に、一生懸命、患者に寄り添ってくれるセラピストがいることを、お伝えすることでしょうか?