今日のリハビリは、バランスボールを使ったものです。
もう随分前になりますが、ダイエット効果を期待して、うちも買ったバランスボール・・・
まずは、椅子に座って、麻痺手をまっすぐ横に伸ばして、手のひらをボールに置きたいのです。
ボールを床に置いたのでは、低すぎるので、椅子の上にボールを置くなどして、高さを調節します。
(ボールを使わない場合、伸ばした麻痺手を、少し離したテーブルに置いても良いのです。)
椅子に姿勢良く座り、麻痺側の手を力を抜いて、まっすぐ横に伸ばし、手のひらを優しくボールに置き、体を麻痺側に傾けて、手でボールを向こうに転がすようにします。
座った姿勢で、麻痺側のお尻に体重をのせていくのです。
これが、意外に難しいのですよ。
座ったまま、体を麻痺側に傾けるだけでも、夫にとっては、怖いようで、体に力が入ってしまいます。
麻痺手を握ってしまわないように、リラックスして、体をゆっくり動かします。
椅子に座った前にボールを置いて、体を前に倒して両手をボールに置き、そのまま前傾するのも良いそうです。
とにかく、体を動かす時に、必要な部分だけに力を入れ、他はリラックスさせたいのです。
夫の場合、歩く時も、立ち上がる時も、力を入れなくてもよい部分に、力が入って、緊張しています。
特に、朝起きた時のガチガチさと言ったら、ハンパないのです。
麻痺足を前に出そうとすると、内反になります。
足の裏の外側の部分を床につけてから、ゆっくり足の裏全体をつけていきます。
寝室から台所まで、ゆ~っくり歩きます。
今日、足が出にくい時の夫の癖をから指摘されました。
上半身をのけぞるようにして、前足を出しているのです。
「これでは、麻痺足の力が抜けず、固くなり、そのまま付くと、危険です。そんな時は、足を無理に上げるのではなく、すり足で出してください」
確かに、そうなんです
夫は、足が動きにくいと、上半身に変な力を入れ、動かそうとします。
今日、訪問リハの後、夫とじっくり話をしました。
私が夫の動きを真似て、動作をすると、
「そうね~、うん、そうか~」
と、夫も、とっても納得した様子。
明日の朝は、の言ったことに注意して、足を動かしてみよう!となりました。
明日の朝は、上手に歩けるかなあ
と、思いつつ、お休みなさい