今日は、葉山が最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…

「私が語りはじめた彼は」(新潮文庫)
三浦しをん
あらすじ…
私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう?大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか……。
「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。
(本書の背表紙より)
ということで、
『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を
受賞、『舟を編む』では本屋大賞を
受賞、またこの二つの作品以外にも、
数々の作品が映画化されている
三浦しをんさんのこちらの作品を
読んでみました~
一言で…何とも、濃密な作品でした。
村川融という一人の大学教授を中心に
人のあらゆるつながりを、
色んな角度から捉え、その一つ一つが
濃密に表現されているんです。
その濃密さが、この作品を小説という
フィクションでありながらも、
リアルに写し出していると感じました。
気になって頂けた方は、
ぜひ、読んでみて下さいだった、
葉山裕太のそんな一日でした。
では、また明日~