今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…

「蒲公英草紙 ~常野物語~」恩田 陸
(集英社文庫)
あらすじ…
青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を 懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。
(本書の背表紙より)
ということで、この本を読んでみました~
『常野物語』(とこのものがたり)
とは、 恩田陸さんの小説シリーズ。
『光の帝国』、『蒲公英草紙』、
『エンド・ゲーム』の
3作が刊行されています。
実は、以前にもこのシリーズ第一弾の
「光の帝国」をご紹介したんですが、
お読みになってくださった方、
いらっしゃいますか?
読んで頂けていたら、嬉しいです(^^)
そんな今回は、シリーズ第二弾!!
内容的には、第一弾で登場しました
常野一族のはるか昔の話。
枕草子や源氏物語のような語りで
進んでいくストーリーに、綺麗な描写。
読んでいく内に、心が和んでいくのを
感じる一冊です。
そして、注目は…
不思議な力を持つ常野一族!!
どうやら僕は、不思議な力を持った人に
魅了されるようです。
考えてみれば、僕の周りには
不思議な力を持った人が大勢いるなと
日常が楽しい理由がわかった、
そんな一日でした(笑)
では、また明日~