今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…
「TVピープル」村上 春樹
短編小説、及びそれを表題とする
短編集。
1989年『par AVION』6月号(終刊
号)に「TVピープルの逆襲」として
掲載された。1990年1月には短編集
『TVピープル』が文藝春秋より刊行、
収録の際に改題された。
『ザ・ニューヨーカー 』誌(1990年
9月10日号 アルフレッド・バーンバウ
ム 訳)に初めて掲載された作品でも
ある。
収録作品と内容…
●TVピープル
●飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか
●我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史
●加納クレタ
●ゾンビ
●眠り
不意に部屋に侵入してきたTVピープル。詩を読むようにひとりごとを言う若者。男にとても犯されやすいという特性をもつ美しい女性建築家。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女。それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。作家の新しい到達点を示す、魅惑にみちた六つの短篇。(背表紙より引用)
久しぶりに、村上春樹さんの短編集を
読みましたがやっぱり面白いですね~
どの話もその中に、不思議な世界が広
がっていて、そこに引き込まれ、気付
くと時間が経っているんです。
この作品は、村上さんが二つの長編を
書き上げた後、スランプになってしま
い、そこから復活するきっかけとなっ
たものらしいのですが、スランプだっ
たことを全く思わせない作品に!!
村上さんにも小説を書けなかった
時期があったことを知り、
驚きと同時に親近感を抱いた、
そんな一日でした。
では、また明日~
Android携帯からの投稿