先週、土曜日、子供たちと丸森に行ってきました~

その珍道中をお届けします



方向音痴な私を心配して、快くツアーコンダクターを引きうけて下さったのは、

丸森の野菜ソムリエ@しんこさん


例のごとく、やまゆり館で待ち合わせです







そ、そこにっ







なんと






季節外れのサンタクロース現る





「どうもなぃぃ~~~ん!
    メリクリ!メリクリ!」




サンタさん、オフシーズンの時は、
赤い服じゃなく、グレーのつなぎに長靴なのね・・・



そんなサンタさんが片手に持つのは、生の牛乳モウ~


サンタさんの白・・・くない袋の中には、

りんご、干し柿、しそ巻きなど丸森のおいしいものがどっさり


え!?
サンタでなく、かさ地蔵さま
はは~ありがたやありがたや・・・




かさ地蔵サンタのひすじみさま、
わざわざお土産を持ってきて下さりありがとうございました





さあ、まずはこの日の目玉、ウバヒガン桜に行ってみよう~~~



・・・って、移動中にが~~~




それでも、やっぱりこのために来たので、行きますよ

遠方からもウバヒガン桜を一目見ようとカメラを持った方々が

訪れています


では、ごらんいただきましょう


丸森町指定天然記念物

    【筆甫のウバヒガン桜】


    


雨の中、しっとりと咲くウバヒガン桜・・・




去年行った時に、カメラマンの後ろを陣取って撮ったアングルで

今年もカシャ







薄暗いので、桜の色があまり出てませんが、

やっぱり歴史がある桜ですね。荘厳な雰囲気です



なのに、携帯カメラなのが、くぅ・・・残念

去年の方がビューティフルに撮れたので、是非、こちらをご覧ください


クリックウバヒガン桜に会いにin筆甫 - かおりの風景~気ままな窓から~





   





樹齢675年(たぶん)


樹高は20~30mくらい?


別名:親王桜



プレイバック!おばばの民話


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むか~し、むかしのことじゃった~

建武2年(1335年)、後醍醐天皇による建武の新政を補佐しておった

北畠顕家[きたばたけあきいえ]というお公家さんが、

陸奥守[むつのかみ]に任じられたんだど。

なんでも、その時は、顕家16歳。

若いながらも、聡明な弓の名手であったそうじゃ。


その顕家が、奥州多賀城へ向かっだ時に奉じたのが、

後醍醐天皇の皇子、義良親王[のりながしんのう]、のちの後村上天皇じゃよ。

ま~だ、そんどきは、親王は6つか7つ、幼がっだんだど~。


その義良親王を伴って、この丸森の薬師堂さ参詣しなさって、

国土安泰・鬼門徐難を祈願して、

この一本の桜を植樹されたそうじゃ~。


そこで人々は、その当時を偲んでこの桜を

【親王桜】と、呼ぶようになったんだそうじゃ~。

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そんな親王桜の歴史に思いを馳せながら、

じっくりと見入っているその頃・・・

  


今年4歳になる れんた親王は、

弓の名手ならぬ、剣の名手 陸奥守しんこ様に持ち上げてもらい、

戦の特訓(ジャンプ)を続けておったそうな~


「しんこさんもういっか~い」



「しんこさんもういっか~い」



「しんこさんもういっか~い」



        


親王桜のふもとでは、この声がしばらく響き渡ったとさ。



しんこさんが疲労困憊したことは言わずもがな。。。





つづく。