『エコプロダクツ東北2009』環境省 生物多様性セミナー
が10/16(金)・17(土)に行われました。
≪生物多様性≫
お仕事を頂いた時は、恥ずかしながら、
さっぱりなんのことやら意味が分からなかった私・・・
もちろん、せっせと勉強し、本番に臨んだわけですが・・・
実際お聞きした≪生物多様性≫についての様々な角度からのお話、
非常に興味深かったです
確かに難しいところは難しいんですが、
決して他人事ではなく、まさに人間と、
そして自分や家族と隣り合わせの問題であると感じました。
まず、生物多様性とはなんぞや
地球上には500万種から3000万種もの生き物が
存在するといわれています。
その多様な種は、食物連鎖や共生などの関係を保ちながら、
生態系のネットワークを作っているんですね。
その“地球上の多種多様な生き物のつながり”を≪生物多様性≫というんです。
つまり、“生き物のにぎわい”です。
それが今、危機に瀕しているというのです。
16(金)のテーマは、
【事業活動と生物多様性~生きものにやさしい事業の事例と考え方~】
環境省の方から『生物多様性民間参画ガイドライン』をご説明頂き、
3人の講師の方々にご講演を頂きました。
■東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝 様による
『ネイチャーテクノロジーと生物多様性』
石田教授は「ネイチャーテクノロジー」という新しい分野での研究や活動を
されていらっしゃいます。
「ネイチャー=自然」と「テクノロジー=科学技術」
一見、相いれない関係のように思ってしまいますが、
石田教授の考え方がとっても斬新で、面白かったです。
人間というものは不可逆性を持っている。
一度得た利便性は捨てられない。
今、皆さんが持っている携帯電話だって、昔はなかったものだけれど
今、昔に戻して無くしましょうと言っても、それは無理なこと。
否定してもしょうがない。だから、自然を科学の目で見よう」
とおっしゃいます。
つまり、
「今ある自然の摂理やあ動植物が持っている機能を抽出して、
それらをリ・デザインすることによって、地球への付加を軽減しよう」
ということなんですね。
機械的なものばかりが科学じゃない、わけです。
そうやって自然を守っていきながらものつくりをしていけば、
生物多様性を守りながらのものつくりができるわけですね。
まったく新しい視点から見た“ものつくり”の例をいくつかあげて
下さいました。
斬新なアイディアに驚くばかりでしたが、
なるほど!!そういう視点で見るとこういうことになるのか、
と、石田教授のお話には、とても説得力がありました。
もう「モノ」への欲は捨てる時期に来ているようです。
「モノ」ではなく「コト」
生きるコト
私たち生活者も、意識を変えていかなければいけない、と感じました。
自分の身近なところで考えてみると、
確かに、モノ「既製品のジャム」を買うより、
新鮮な果物から「ジャムつくり」をした方が、低コストですし、
瓶をリユースすることにもなるので、環境負荷も軽減できます。
そして、なんてったって、ジャムつくりは面白い
でも、これって科学じゃないか・・・
いやいや、まず意識が大事ですから
出来ることからやりますです
つづく
が10/16(金)・17(土)に行われました。
≪生物多様性≫
お仕事を頂いた時は、恥ずかしながら、
さっぱりなんのことやら意味が分からなかった私・・・
もちろん、せっせと勉強し、本番に臨んだわけですが・・・
実際お聞きした≪生物多様性≫についての様々な角度からのお話、
非常に興味深かったです
確かに難しいところは難しいんですが、
決して他人事ではなく、まさに人間と、
そして自分や家族と隣り合わせの問題であると感じました。
まず、生物多様性とはなんぞや
地球上には500万種から3000万種もの生き物が
存在するといわれています。
その多様な種は、食物連鎖や共生などの関係を保ちながら、
生態系のネットワークを作っているんですね。
その“地球上の多種多様な生き物のつながり”を≪生物多様性≫というんです。
つまり、“生き物のにぎわい”です。
それが今、危機に瀕しているというのです。
16(金)のテーマは、
【事業活動と生物多様性~生きものにやさしい事業の事例と考え方~】
環境省の方から『生物多様性民間参画ガイドライン』をご説明頂き、
3人の講師の方々にご講演を頂きました。
■東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝 様による
『ネイチャーテクノロジーと生物多様性』
石田教授は「ネイチャーテクノロジー」という新しい分野での研究や活動を
されていらっしゃいます。
「ネイチャー=自然」と「テクノロジー=科学技術」
一見、相いれない関係のように思ってしまいますが、
石田教授の考え方がとっても斬新で、面白かったです。
人間というものは不可逆性を持っている。
一度得た利便性は捨てられない。
今、皆さんが持っている携帯電話だって、昔はなかったものだけれど
今、昔に戻して無くしましょうと言っても、それは無理なこと。
否定してもしょうがない。だから、自然を科学の目で見よう」
とおっしゃいます。
つまり、
「今ある自然の摂理やあ動植物が持っている機能を抽出して、
それらをリ・デザインすることによって、地球への付加を軽減しよう」
ということなんですね。
機械的なものばかりが科学じゃない、わけです。
そうやって自然を守っていきながらものつくりをしていけば、
生物多様性を守りながらのものつくりができるわけですね。
まったく新しい視点から見た“ものつくり”の例をいくつかあげて
下さいました。
斬新なアイディアに驚くばかりでしたが、
なるほど!!そういう視点で見るとこういうことになるのか、
と、石田教授のお話には、とても説得力がありました。
もう「モノ」への欲は捨てる時期に来ているようです。
「モノ」ではなく「コト」
生きるコト
私たち生活者も、意識を変えていかなければいけない、と感じました。
自分の身近なところで考えてみると、
確かに、モノ「既製品のジャム」を買うより、
新鮮な果物から「ジャムつくり」をした方が、低コストですし、
瓶をリユースすることにもなるので、環境負荷も軽減できます。
そして、なんてったって、ジャムつくりは面白い
でも、これって科学じゃないか・・・
いやいや、まず意識が大事ですから
出来ることからやりますです
つづく