6月上旬に、宮城県農業園芸総合研究所の菊地さんから頂いた、

    ≪前沢小梅≫

もちろん、農園研で栽培された梅ちゃんです


    

以前、子供たちにひとつひとつヘタ(軸)をとってもらったのは

このブログでもご紹介しましたが・・・

あの小梅はどうなったのか???


一時、冷凍庫で眠ってて頂き・・・

6月29日に、塩・砂糖・ホワイトリカーと一緒に瓶に入れ、漬けました!

実は、初の梅干し作りです




次の日には・・・



梅のシロップ漬けだとなかなか氷砂糖も溶けるのに日数がかかるんですが、

梅干しの場合は氷砂糖の量がはるかに少ないので、

氷砂糖と塩はすっかりとけておりました。




約2週間後の昨日・・・




よく漬かっていたようなので、これでイイか~と天日干しすることに




赤くない梅にしようと思って干したんですけど・・・

ここは、太陽が燦々と注ぐ日当たりのいいガーデンではなく・・・
マンション3階のベランダ


こんな感じになっとりますです。




非常~~~~~~に危険。

風がピューと吹けば、ひっくり返って、道路を走る車の上に
梅のひょうが降るど~~~


重しを置いて、新聞がバサバサならないように、しっかり固定


で、出来上がり~


と、思ったんですが、近くの生協に果物を買いに行った際に

赤シソが目にとまり・・・

買ってしまいました←結局、赤い梅干しにするんかいヽ(゜□゜>)


うちのモデル気取りのキッズがそれぞれポーズです。





ずいぶん気取ってますが、それなんだか分かってますか・・・?

花じゃなく、赤シソ・・・ですからね・・・





1束の半分のシソの葉をもいで、塩もみして、アクをとり・・・


梅を漬けた時にあがってきた梅酢を半分注いだら、

いきなり、紫色が真っ赤に染まってびっくり




銀色のステンレスのボウル、分かりにくいし!

白にすればよかった・・・




そんな梅酢入りの赤シソを、梅と交互に瓶に入れていきます。




押しぶたをして・・・またしばしお眠り頂きま~す




                     




さて、残しておいた赤シソ1/2は赤シソジュースにすることに

赤シソを塩もみして洗ってアクをとり、コトコト煮込んでエキスを出します。



エキスが出たら、ザルでこして・・・赤シソをぎゅーーーっ。

エキスをこれでもかー!っと絞り出してやりました→そこまでしなくても( 一ω一;)



いちおう、ガーゼでこしました。




ここで、酢と砂糖をいれようと思っていたんですが・・・

半分余った梅酢を入れて、梅赤シソジュースにしようと思い立ち、

赤シソエキスの入った鍋に、

梅酢もガーゼの上からジャジャジャ~~~



ガーゼが赤く染まる~~~

でも、以前の指ぎっちょんの赤さとは違ってキレイですわ


砂糖を入れて、味をつけて、

梅エキス入り赤シソジュース完成



2倍くらいに割って飲むとちょうどイイです。


シソは、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維

などが豊富に含まれた栄養価の高い野菜。

中でも、赤シソに多く含まれるポリフェノールの一種【ロズマリン酸】は、

植物性由来の化学物質(ファイトケミカル)で、

過剰になっている免疫反応を正常に戻す副作用のないアレルギー軽減物質

として注目されています。


花粉症と活性酸素の研究に携わる、

東北大学 未来科学技術共同研究センター

医学博士 一石英一郎氏は

「私たちは、抗酸化活性が大変強いシソエキス中のロズマリン酸が
 花粉症に実際に効果のあることを証明し、
 国際的に高い評価を受けています。
 ヒトでの実験では、ロズマリン酸50mgという量で効果がありました。
 赤シソで換算すると20枚前後でしょう。」

と話しています。


ふむ。アレルギー持ちですのでね、気になる存在です。

ただ、ジュースの方は加熱処理しますのでね・・・

いくらか、栄養素は失われるんじゃないかと・・・


でも、疲労回復効果があるといわれるクエン酸などの有機酸いっぱいの

梅ちゃんと、栄養価の高い赤シソは、やはり昔からの
ベストパートナーと言えそうです

抗菌作用もあるとされ、ジメジメ&暑い季節にもGOOD




ソーダ割で元気に爽やかに・・・・・