こんにちは桃源郷パート2です最終章長いぞ~


いろんな種類のクラブアップルを愛でた後は・・・

農業園芸総合研究所の“名物巨木”をチェーック







    (photo by.農園研 菊地さん)


≪北支豆梨≫

■高さ およそ15m
■樹齢は21~22年ほど

★北支豆梨(ホクシマメナシ)★
 中国華北から北東部にかけて分布する落葉高木。
 果実は大豆位の大きさで非常に小さく、2心室で、
 果皮は灰褐色~暗褐色。栽培ナシの台木に利用される。


このくらい大きな木で真っ白な花を一面に咲かせる木は、
県内にはあまりないそうですよ。

存在感たっぷりの梨の木。農園研の名物というのも納得です

桃源郷の守り神か


                       



スズランのように鈴なりな、このお花は何でしょうか?





≪ブルーベリー≫
ブルーベリーの木はそのままにしておくと枝がだんだん下がっていく
そうで、2~3月に枝を大きくするため・・・剪定した方がいいんですって。

ブルーベリーを育ててる野菜ソムリエさんが多く、
いしころとまとさんやけんちゃんママさんが熱心に聞いて
らっしゃいました


ちなみに、家庭菜園で作るなら『ジャージー』という品種が
オススメだそうです

何故かと言うと、「ペクチン」含有量が多いから、
ジャムなどにも最適なんだそうです


                       




≪ラズベリーの木≫


下で水がシャーッと出てますよ





ここで、菊地さんに質問

「うちのラズベリーとブラックベリー、一緒のプランターに
  植えたんですけど、大丈夫ですか」
「あー、別々にしたほうがいいな」
すぐ!すぐに別々にしますです~(現在、別々になっとります)
「今年、実はなるんですか?」
「今年は花が出たら摘んで、木を丈夫にした方がいいね

・・・今年はがまんひたすらがまん
来年、い~っぱい実をつけることを夢見て


                       




続いては間違い探し

こちらは、リンゴの木ですが、普通のリンゴの木と違うところがあります。
一体、どこが違うんでしょうか???









リンゴの木が・・・
後ろに反りかえってる
「わ~リンゴの木のイナバウアーだ」とみんなでビックリです
何故、こんなカタチなの


リンゴの木は大きくなるから、収穫が大変なんですね。
そんなリンゴ農家さんのために作ったのがこのイナバウアー

つまり“脚立なしで作れるリンゴの木”なんです

実は、このイナバウアー、
菊地さんのオリジナルで世界でも農園研にしかないそうです

作り手のことまで考えて研究・栽培…果樹農家さんにも優しい農園研

                       


こちらは、枝がいろんな方向に広がっています



説明しよう!!
これは、果実が太陽の光をまんべんなく受けられるようにと
枝の形を操り、天に向かって両手を広げているような形にしたり
光を操るせん定技術を駆使しているのであ~る

(歩いているのは菊地さん。木の大きさが分かりますよね?)

そういった、枝の管理や、ハサミを持った命がけ(!?)の剪定など、
日々の細やかな管理・作業・研究などのおかげで、おいしい果樹が
生まれるんですね



                       




どこかで見た帽子・・・・・




あっいしころとまとさんのギンギラギンにさりげなく~帽子

その右上の≪暁星≫の枝、日焼けで折れちゃったそうなんです


いしころとまとさ~ん!その立派な日よけ帽子、貸してあげて下さい


この桃の木、太陽にあたる側の表面を触ったら、
本当に熱くてびっくりでした木も日焼けするんですね



                       



およおよよよ≪加納岩白桃≫の木に・・・なんか!なんかある







でっかいきのこ『サルノコシカケ』

ヒップの小さな(?)我ら野菜ソムリエ軍団は座れちゃいそう



                       



おっ!今度はなんだか初夏の気配・・・ウメです




≪前沢小梅≫





≪南高梅≫

少~し、ぷっくり実をふくらませてきていて、かわいらしいですね



                       

かわいいと言えば・・・なんと


農業園芸総合研究所、
桃源郷キャンペーンガール
が起こし下さいました

美人キャンギャル桃娘さんで~す





イヤンまるで、ポスターのよう

キュートな桃娘は、マイスターのいーちゃんさん


桃の花が似合うのは、お雛様かいーちゃんさんか!ってなもんです


このしだれ桃、名前は≪ひなのたき≫

「ひな祭りとシダレが滝のイメージなので多分この名前がついた
 のでは・・・」とは、菊地さん談。











美しい桃源郷の世界の中でも、かなり目立つこの≪ひなのたき≫
観光果樹園用にもってこい!だそうです。

愛でて、そして食べて・・・最高ですね



                       


そして・・・食べる桃、最初はこんな小さいんです




≪桃の赤ちゃん≫

わぁ~初めはこんなに小さいんですね

めんごいっちゃね


赤ちゃん桃ちゃん!早く大きくな~あれ~

夏になったら、私のお口においでね





さて・・・桃源郷見学で、幸せいっぱい胸いっぱいになったけど、
腹いっぱいにはならないよ~~~と・・・




なんと、農園研の芝生で団子とオレンジを食らう我ら

「花より団子」でも「団子より花」でもない。

そう、私たちは、いつでも“心と腹は同居状態”

   「花  団子」~~~~

心とお腹、両方潤ってないとね





≪ハナミズキ≫の花びらが大口開けて笑ってるぞ~


桃源郷から一気に現実に戻った瞬間である。  

           


りんごや桃、梨、梅などなど様々な果樹たち、
そしてその中でも多種多様な品種が、広大な敷地にのびのびと育ち、
人間と共存するこの地は、本当に桃源郷の世界のようでした。


菊地さん、お忙しい中、夢のような、そして勉強になる桃源郷を
ご案内頂き、本当にありがとうございました