小学生高学年の夏休み、母と友達親子と長野方面に旅行に行った
その帰り、中央本線の特急に乗った
少し気分が良かったので調子に乗ってやらかしたことを書く
当時の乗車ドアは手動で、内側から簡単に開く
ドアを開けて乗車口部分に座った
足は車外にブラブラさせていた
少し怖かったが小さな冒険心が満たされ気持ちが良かった
そして数分が経った時、起こるべくして起きた
そう、中央線特急は通過する駅というものがあり
駅にはホームというものがある
列車とホームの隙間は10cm-20cm程度だろうか
自分の足は20cmは外に出ていた
自分の視界は車内から外を見ている
当然通過駅の接近など視界に入らない
突然、バババババッババーと大きな音がした
同時に足に物凄い衝撃
足先がホームに接触し、ババババッバババと音を立てていたのだ
何が起きたか瞬時には把握できず
本能的にとんでもないことが起きたと思った
体は固まり、そして足先を出来るだけ引いた
そのようにして悪夢の時間が過ぎた・・・・
足がもげることは無かった
乗車扉を閉め、暫く座り込み足の状態をチェックした
親指が紫色に変色していたが折れてはいなかった
あまり長い間戻らないと、何かあったと母にばれてしまう
痛みをこらえ、そして無表情を装って自分の座席に戻った
その時はやらかしたとだけ思ったが少し大人になって振り返ると
自分が最も死に近づいた瞬間だったと思う