妊娠6ヶ月の健診で言われた前置血管。

いわゆる、ハイリスク分娩にあたります。

なので、経膣分娩はできませんが帝王切開ならほぼ大丈夫ということでした。

前置血管とは、前置胎盤の血管バージョンだと自分は解釈しました。

↓先生が書いてくれたお腹の中の図。
(前置血管、胎盤前壁、臍帯辺縁付着の疑い)

へその緒は通常なら胎盤→赤ちゃんなのに、
胎盤→産道付近→赤ちゃん(前置血管)になっている。
しかも、へその緒に入るはずの血管がむき出しのまま卵膜にくっついちゃってるから(臍帯卵膜付着)、
破水したら出血(へその緒が切れたと同じ)
→赤ちゃんに酸素が行かなくなって危険
という状況でした。

赤ちゃんが大きくなるにつれて、子宮内の空きスペースが無くなってきて、赤ちゃんがむき出しの血管に触る確率が高くなってきます。
お腹の中に居ても爪は伸びてるので、それで血管をシュッてやっちゃったら。。。
また、空きスペースが狭くなると血管が圧迫されて血流が悪くなり、赤ちゃんの発育にも影響する恐れがあるということでした。
(関係あるか分からないですが、うちの子は通常より2週遅れくらいの体の大きさでした)

そんな訳で、里帰り先の病院では33週から管理入院して、毎日朝昼晩とお腹の中の心音モニターを取って、赤ちゃんが元気か?
お腹の張りは大丈夫か?
と確認してもらっていました。

主治医の先生は、何かあってからでは遅いからと、早く赤ちゃんを出したい出したいといつも言ってました。

こっちとしては出来る限りお腹に居て成長してほしかったのですが、

35週5日の朝、お腹の張りが強い&若干痛む(前駆陣痛だったのかな?)ということで、お昼からオペが決まりました。

とても急で、付き添ってもらう母はびっくりしてました。


オペはスムーズに進み、オペ室に入ってわずか30分で我が子誕生!

帝王切開、早産児ということで泣き声は聞こえませんでしたが、生きて出て来てくれたことに涙しました。


その後は、大きくなるまでNICUに2週間お世話になり、早産児なのでマススクリーニング検査にひっかかったりもしましたが、問題なくすくすく成長しております。

なので、前置血管で不安な妊婦さん、帝王切開なら大丈夫です❗

むしろ、妊婦健診でみつかってラッキーです!

分からないまま破水してたら大変なことになってましたから。

お腹のお子さんが元気に生まれて来ますように☺