《My  History》の記事 幼少期の続き Ⅲの投稿になります…
Nancy です


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幼少期 Ⅲ


あなたは、何かに守られていると

感じたことはありますか?


私は、幼稚園は私立のカトリック系に

通っていました。

その幼稚園はできたばかりで、1期生でした。


面接もあり、最終試験はくじ引き。

母はくじ運がないので、

本人に引かせようと思ったそうです。


箱の中のボールをつかみ

当たりを引いた記憶があります。


よくわからず選んだので、

無欲の勝利だったのでしょう。


しかし、あまりにも費用がかかったと

いう事で、

妹は公立の幼稚園になりました。

ちょっと話が反れましたニコニコ


入園式の記念写真は、背が低いこともあり

1番前の真ん中、

園長先生の隣でした。


笑顔で話しかけられたのですが、

来日したてで英語のため、

全く理解できませんでしたてへぺろ


記憶にある私の人生の中で、

集団での記念写真で最前列中央なのは、

この時が最初で最後だったと思います。



制服ハットやかばんカバンが可愛くて、

シスターも素敵(日本語も上手)で、

幼稚園が大好きでした。



私が幼稚園に通うタイミングで

母が仕事に行くようになりました。


母は、朝1度私を起こした後、

出掛けてしまいます。


祖母がいましたが、お店をしていたため

忙しくかまってもらえません。


私は起こされた後、

自分で身支度を整えて

母が作っておいてくれた

冷たくなった卵焼きに

ご飯とお味噌汁を準備してコップ

テレビを観ながら食べていました。


近所の友達のお母さんが声をかけてくれると、

一緒に幼稚園へ行っていました。


帰りは、他の子はお母さんが迎えに来ているなか、

私は一人で帰っていました。


家にいると、

祖母がいつも母に対する不満を

言っていました。

それを聞くのが嫌で、

母が帰ってくる時間まで外で

遊んでいました。


5歳くらいの私にとって、

守ってくれるはずの家庭に

ネガティブな感情が溢れている…


子供では抱えきれなくなったのだと思います。


一時期、毎日のように

出勤のために家を出た母を

母の名を呼び泣きながら、

駅まで追いかけていました。


何日か私を駅に残して電車に乗っていた母は、

ある日、仕方なく

私を連れて会社まで行きました。

そして、ここで働いていると

話してくれました。

その後、上司に私を連れてきた事情を説明して

頭を下げて、すぐに家に帰りました。


近所や駅員にも知られて、ちょっとした有名人に

なってしまいました。


そんな私に、

なぜそんな行動をとってしまうのか?と

考えてくれる大人は誰もいませんでした。


祖母は、世間体が悪いと言い、

母の躾ができていないと怒りました。


祖母のすべての基準は世間体です。


何か問題を起こしたら、

父親が家に居ないからだ、と

言われるから、

絶対に問題を起こしてはいけない、

という考えなのです。


母は、

祖母の怒りに触れないようにしなさいと

言います。


私が自分の感情を出すと、

母と祖母の仲が悪くなる…


そう思うと、だんだん自分の意見を

飲み込むようになりました。



幼稚園の父の日のイベントでも、

父が居ない私には、

当時下宿していた人(独身)に頼んでいて


ダンスの時はお兄さんが踊ってくれるからねと

聞いていたのに、

実際は知らない人が目の前に現れて…


もしかして父なのか?と思っても言い出せず、

無言で踊って…


家に帰っても誰も何も言わなくて…

父?と思った人も居ない…



1度だけこんなことがありましたが

普段、幼稚園ではのびのび

していました。


マニキュアを真似て、マニキュア

油性マジックで爪を赤色に塗って登園して

先生に怒られたりショボーン

水道水で洗わされたけど、落ちない…って

言ってまた怒られて…ショボーン


友達とのおしゃべりに夢中で笑い

先生の話を聞かなくて

立たされたり爆笑


学芸会では、

青い鳥の『光の精』の役をしました


その他大勢じゃないことに、

当時の写真を見て改めてびっくりびっくり



この大好きな幼稚園で起きた

不思議なできごと…


先生の話が長くて退屈で

眠くなってきた頃、

視線を感じて窓の方を見ると…




天使!! 天使


がこっちを見ながら笑顔で手を振っている


ここ2階なのに…


周りの誰も気づいていない…


もう一度見た


やっぱりいる


そして、スーっと上にあがっていった




続く




最後まで読んで頂いてありがとうございます。

あなたの1日が、幸せと笑顔で満たされますように…