の、C(生活環境)となる外的要因の二つ目は、「結婚」です。
結婚に関することわざは、ちょっと調べただけでたくさんありますね...。
恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる (リヒテンベルグ)
人は無我夢中に急いで結婚するから一生悔いることになる (モリエール)
結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。 (ハイネ)
ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である (米国の諺)
結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。 今考えると、あのとき食べておけばよかった (アーサー・ゴッドフリー)
げげげッ☆
哲学者も文学者も、結婚についてはいろいろ格言を言い残していますが、
その多くは、かなり辛口モードね...

まぁ、それくらい「のぼせ愛結婚」が古くから蔓延していたということなのでしょう・・・。
でも実際はどうなのさ???
「結婚すると、人の幸せの確率は上がるの?下がるの?」・・・
本書のデータを引用します。
「過去30年間に三万五千人のアメリが人を調査した結果、結婚している人の40%が「非常に幸福である」と答えたのに対して、同様の答えをした未婚、離婚、別居中、あるいは配偶者と死別した人は、わずか24%だった。
(中略)
年齢や収入にかかわらず、男女どちらにとっても結婚は幸せな人生を送るための大きな要因である」
なのだそーだ

幸せな人の上位者は、
「一人で過ごす時間が非常に少なく、ほとんどの時間を社交に費やす。
自分とも友人とも良い関係を築いている」という特徴をもっているらしい。
しかーっし

「あまり幸せでない結婚をしている人は、未婚者や離婚した人よりも幸福レベルは低い」とも書いてある

つまりは、結婚しているかどうかよりも、結婚の質が大事だよ・・・ってことね。
キルケゴールの言った「悪い結婚をするくらいなら死んだほうがまし」
っていう皮肉は、残念だけど(?)真理をついているのね

それでも人が、「結婚」という他人同士が共に人生を歩むという契約に希望を抱くのは・・・
グレタ・ガルボの言う
「結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは、 腕を組んで歩く老夫婦の姿でした」
という言葉に、多くの人が同意するからなのだと私は思っているのですが…
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