副作用で苦しんでいるのを見て、励ますつもりで、
明けない夜はないから。
必ず新しい日はやってくる。
って言ったのを、よく覚えてる。
自分自身は抗癌剤治療の経験もなく、どんな言葉をかけていいのか、本当に分からなくて。
ありきたりの言葉しか思いつかなかった。
今、目の前に、緩和ケア段階に入ったひなを見ていると、
夜が明けてしまうのが怖く感じて。
朝になる前に、ひょっとしたら天国に行ってしまうかも…
朝起きると、まずはひなの呼吸確認。
ギルもきっと、夜が明けるのが怖かったんじゃないか…迫ってくる終わりの恐怖に。
ごめんね、あの時は、薄っぺらな慰めの言葉しか、かけてあげられず。
