中学校で行う英検対策講座、今回は3級のクラスを担当した。
3日間行い、3日目は面接トレーニングなので、最初の2日間は過去問を使って学習する。
1時間しかないので、過去問を時間通りに進めると、それだけでタイムオーバー。解説もできないので、
1日目は筆記部分のみを少々時間を縮めてやり、その後答え合わせ、音読、意味がとれているか確認、とした。
3級受験希望者はやはり多少英語に自信があるようだし、筆記部分は辞書を使ってやってよいことにしたが、ちゃんと使えているようだった。
しかし、3級になると、やはり少々読むスピードも必要になる。
40分しかない筆記試験の中で、今回は辞書を使ってよいが時間は35分とした。結果、大問3までたどり着けた子はいなかった。ま、辞書を使ってよし、とした分、1問にかける時間が増えたのだから仕方ないだろうが、
つまりは辞書を引かなければ意味が取れない問題ばかりだったということで、
基礎的な力不足であることが自覚できただろうと思う。
とにかく、まだ中3、中2の子たちに言いたいのは、
適当にあてはめて正解、で満足するのではなく、
正しい英語の語順、を身に着けてほしいということ。
大問1は、単語の知識だが、正解を入れた文章を何度も読むこと。声に出して読む、ということを強調した。
全員でリピートアフターミーでは、言わない子が多いので、やはり5級の時と同じように一人ずつ、1問ずつ当てて、読ませて意味を言わせる。
辞書で調べもせずに、間違った意味や違う単語と勘違いしている子も多い。
間違うことをものすごく怖がるくせに、辞書できちんと調べることをしない子も多い。
辞書で単語を一つ一つ調べることに対して、非効率的である、という教育家の意見も見たことがある。とにかく英語の語順に慣らせるためには、意味をあらかじめ書き込んでおき、英語の語順のまま理解していく、というやり方だ。
私もそのやり方がいいかな、と思っていたが、今回は過去問を使って、と言うことだったので、自分がその単語の意味を知っているか、ということが問われていたので、辞書を使って調べさせた。
しかし、今後も英文を読んでいくときに、分からない単語があれば辞書を引く、と言うのは基本中の基本、というか、
分からない単語に出会った時に、辞書を引かずにどうするんだろうか?
とも思ったので、ここで辞書をひく体験をしておくのも悪くないだろうと思ったので、こういうやり方にした。
最近の中学校では辞書をひくことを教えていないようだ。
今回教えたやり方が、少しでも子供たちの心に残って、ああ、分からなければ辞書をひけばいいのか、
と思ってもらえればいい。
分からなければ辞書を引く。
発音が分からなければ先生に聞く。
正解した後は、何度がその文章を音読する。
地道で地味だが、初心者がすべきことはこういうことだろう。(そして結局上級者もそうしているのだ)
