東京弓弦楽団は
田宇・張林両先生のご指導のもと
活動している中国民族楽器の楽団です。
3月14日に定期演奏会を開催いたします。
皆様のお越しを団員一同お待ちしております
ブログ最後のお知らせをご覧ください。
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立春が過ぎ、暦の上では春のはずなのに
やっと冬が来たという天候が続いている
この頃です。
新型肺炎も心配ですね
今日は張林先生のご指導日でした。
定演まで残すところあと1カ月と少し、
来週は合宿を予定しています。
合宿‥なんて聞くと
学生時代を思い出して少々わくわくしますが、
今の状態、そうも言っていられません。
覚悟を持って参加しないとと
自分たちに言い聞かせます
今日は二胡1担当のOさんにブログを委ねました!
よろしくお願いします
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「音」という字は 「立つ」の下に「お日様」、なんでかなぁと思っていたけれど、実は違うのだそうだ。「音」と「言」の古代文字の形は似ていて、「辛」の下に「口」がついているのが「言」で、その「口」の中に横一本入っているのが「音」。「口」は人の器官の口ではなくて、「サイ」という神様と交信するための箱だったそうだ。「言」は人から神様への誓いや祈りの言葉であり、「音」は神様がかすかな音でそれに答えるお告げだったのだ。「辛」の字は「針」。神様への誓いに偽りあれば、針で入墨の刑を受けますという覚悟を表したものだそうだ。そして、神の声を聴ける者「聖」には「耳」がある。こうした真剣なやりとりが「音」の成り立ちにあったのか。先生方はよく、「気持ち」とか「聞き手に届ける意識」とおっしゃる。古代の人の音をめぐる「研ぎ澄まされた感覚」とか「神がかり的なもの」を大事にしなきゃなぁと改めて思う。
神と言えば、ある音楽家が、音色の美しさは「神様からの贈り物」だと言っていたのを思い出した。それは努力や指導で得られるものじゃなくて、血のにじむ努力をしたものの、その贈り物がもらえなくてプロの道をあきらめた人は数知れないと言った。
私も一瞬でも神様が降りてきてくれないか、例えば弦がポジションは「ここだよ」と光ってくれないかな、弓に命が宿って軽やかに飛ぶように動いてくれないかな、なんてたまに思う。お正月には厳島神社の枝宮にお参りもしてきたことだし。いえいえ、血のにじむ努力もしてない私が何を言うか。客観的に分析して、科学的に必要な努力をすべきなのは、わかっています、先生。
今日は張林先生に指導していただいた。練習が続き、いろいろな課題が、個人的にも洗い出されてきているように思う。あとは練習、練習。
頑張りますから、本番、花が舞い。星が飛びますように。
楽団インスタ1111kyugen
楽団Facebook東京弓弦楽団
■第2回 東京弓弦楽団定期演奏会
日時:2020年3月14日(土)
開場13:00 開演13:30
場所:江東区文化センターホール
東京都江東区東陽4ー11ー3
東京メトロ東西線「東陽町」駅
1番出口より徒歩5分