タブーに触れてしまうのかもしれないけど…生徒に体罰する教員について、ナンシーの私見を書きます。あくまでも私見、思い込みです。
体罰って、圧倒的に男性教員から、生徒に対して行われていますよね。女性教員が男子高校生をビンタしたとか、あまり聞きません。
女性教員が体罰するとしたら、小学生相手でしょうか。
つまり、何がいいたいかというと、体罰する教員は、力でねじ伏せることができる、相手が歯向かってこない、もしくは歯向かってきてもやり返せると自信があるわけです。
だから、体罰とは、男性教員のおごりだと思うんですよね。
犬は、本気で歯向かったら、飼い主の手を噛み切ることのできる力を持っています。でも、飼い主にどんな目にあっても、そんなことしません。
ナンシーは昔、飼い犬と遊んでて、犬の歯に手があたって血が出たことがあるのですが、犬の方が血にビビって、ソファの後ろで丸まって、出てこなくなったことがありました。
見に行くと、小さくなって震えているんです。目がうるんでいました。
生徒への体罰ときくと、この光景を思い出すんです。
中学生、高校生男子が、本気出して抵抗したら、教員に致命傷与えられますよ。歯の数本、骨の一本折るのも可能でしょう。特に今の子は体格いいですし。
でも、彼らはそんなことしません。耐えます。
もし歯向かって相手に致命傷を与えることになったら…彼らは「やったったで!」とは思わないんじゃないかな。おそらく、ナンシーの飼ってた犬みたいに、ブルブル震えて反省するんじゃないでしょう。「おれ、とんでもないこと、してしもた…」って。
で、体罰教員は、そういった性格の生徒を選んで殴っている気がするんです。だって、明らかにやばいヤンキーを教員がボコボコにしたって話、聞かないですよね?(あっても、正当防衛として報道されていないのかもしれませんが)
体罰として報道されるのって、まだよく自分のされていることがわかっていない小学生や、教員に歯向かうことをしない・できない性格の中高生が対象じゃないですか?
たとえば部活の顧問とか…圧倒的に上下関係があり、心理的に刃向かえない状態で、本人も性格的に人を殴り返したりできない…
そんな相手を選んで体罰してるとしたら、それは教員のおごりだし、ずるいし卑怯だと思います。
これは、体罰だけでなく、セクハラだって同じこと。圧倒的に、男性教員から、逆らえない立場の生徒への行為が多い。ナンシーみたいな非力なおばちゃん教員が、筋力むきむきの高校生男子のあらぬところを触ったって事例、聞いたことありません(あっても報道されないだけかもしれませんが…)
同じ理由で、生徒を怒鳴る先生も、ずるいとナンシーは思う。本気で指導したいなら、相手に理解できるよう説明するのが、私らの仕事だとおもいます。
生徒が、他の生徒に危害を加えていたときに思わず怒鳴ってしまうことはナンシーにもあるのですが…アラフォーでどちらかというと痩せ型のナンシーが怒鳴っても迫力ないですよね。中学生女子でも「なんじゃらほい、ナンシーどないした」って感じです。一瞬は言うこと聞くけど、持続性はない。
前に一緒に仕事していた男性教員は、とても怖いことで有名で、ご自身も自分は生徒を指導できていると自信を持ってらっしゃいましたが、その先生がいないところでの生徒の傍若無人ぶりに、私らの他の教員はうんざりでした。
そんなん、指導できてるっていうんか?!ほんまの指導ちゃうやろ?
じゃ、ほんまの指導とは?
ナンシーは、体罰したり怒鳴ったりすることなく、この解を追い求めていきたいと思います。