一番下のオチビさん(小1)が、入学以来初めて欠席をしました。
ノロではなく軽いおなかの風邪。
おかげで(?)いろいろ、片付け物をしたり、仕事をしたりして2日間過ごしてました。
今、秋川雅史の歌でブレイクしている「千の風になって」聴きましたか?
私は紅白で見損なっていて知らなかったのですが、
最近、初めて聴きました。
朝、つけっぱなしになっていたテレビを消そうと思ったとき
「私のお墓の前で泣かないでください」
という歌詞が流れてきました。
そのまま食い入るように聴いてしまいました。
私はそこにはいません、千の風になってふきわたっています。。。
死者から生者への慰めの歌でした。
そういえば父は、お墓のような狭い場所にじっとしている
タイプじゃないな。。。と、聴きながらぼーっと思いました。
この詩は、世界の色々な国で詠まれていたり
歌われたりしているもので、そのことを女優の木村多江さんが
訪ねたドキュメンタリー番組が昨日NHKBSで再放送。
木村さんご自身も15年前にお父様を亡くされ、いまだにその
悲しみが癒えないまま過ごされてきているとのことでした。
この詩に縁のある悲しみをかかえたまま生きている人たちを
木村さんが訪ねていくという番組であると同時に、木村さんがご自分の悲しみと
向き合う術を懸命に模索していく姿も描かれていて、さらに取材先の風景がどれも
すばらしく綺麗で、見ながらずーっと私も泣きっぱなしでした。
楽しいこと、嬉しいこと、幸せに思うことは、人それぞれ違うけれど、
悲しみというのは、人間の共通言語のようです。
心の深い部分にあるものだけれど、深いからこそ他に侵されることなく
普遍的なのではないかと思いました。
そんなわけで、いまだわたし、感情に振幅があるので、
音楽もKazが買った、ノラ・ジョーンズの最新アルバムは
心の表層を撫でるだけで、いまいち心の深部には届きません。
で、やっぱり中村 中(ナカムラ アタル)です。
昨日、下北FMの公開放送にゲスト出演していたのをネットで見ました。
うん。雰囲気は普通の21歳
。
でも言葉の端はしに頭の良さそうな、
感性の深そうな感じがにじみ出ていました。
今月発売されたアルバム「天までとどけ」に岩崎宏美さんが
「幼い頃から戦いぬいた人の言葉です」
というメッセージを寄せています。
御意
声も歌い方も音楽も、1曲1曲すべて違っていて圧倒されます。
なんでもスマートに運ぶことができる時代、世代なのに、
ある意味不器用に自分の感情を解放し、なんども痛みを積み重ねて
きたんだろうな、ということを想像させられてしまう音楽です。
よく親が子に
「人の痛みが解る人間になってほしい」
なんて言いますが、これは
「自分の心が痛むことを体験し、それと正面から向き合うことのできる人間」
になることが前提。
21歳にして「痛み」を達観できてしまう中村中の老成さに深く感動してしまう。
今後が楽しみです