高校へ入学した時の音楽の教師は、大学卒業したばかりの新採の女教師だった。
やや大柄な体格で、メガネをかけたグラマーなデカ尻で、つぶらな瞳から微笑みを
投げかせると胸にキュンとさせられる。汽車通学では、いつも同じ列車だった。
授業では、ピアノを弾奏しながら歌いだす。