前回、1985年の東京都私立高校偏差値表を掲載したが、出所はこの本だ。

 

 

さすがに市名は消したが、蔵書番号も消さなかったから、興味ある人なら簡単に探せると思う。

なお、図書館同士で本のやり取りをする制度があるので、遠隔地の方は地元図書館で相談してほしい。

 

目次を示す。

 

 

 

著者の桑田昭三氏は、お名前の通り昭和3年生まれ。

都内の中学教員を経て、進学研究社の幹部となった人だ。

 

偏差値を考案した、偏差値の父である。

 

第一章は進路指導に統計的手法が必要と感じた話。第二章は進路指導に用いることができる統計的指標、つまり偏差値開発の話である。

 

受験生を抱えるみなさんにとって、最も大事なのは第三章「入試の舞台裏を探る」だ。

 

ここでは、実際に偏差値を用いることでどのような進路指導が可能となるかについて書かれている。

 

また、相対評価の時代に、都内の公立中学では内申点操作が行われていたというのは知る人ぞ知る公然の秘密であったが、具体的な手法の一端についても書かれている。

 

長くなるので次回に。