書けることも書けないこともありますけど、書けることでお金に関することはこれ。

 

聾学校幼稚部から小学校までの期間中、特別支援教育就学奨励費が支給され続けたこと。

これ、馬鹿にならない金額です。

特に幼稚部時代の交通費がこれで全額支給されていたのは、本当に助かりました。

※大阪市民になって小学校入学してからは、障害者に交付される市営交通乗り放題券があるので、もらわなかった。

給食も、小学校も含めて無償。

小学校の制服も支給。文具も一部支給。

 
納税者の皆様には、冗談抜きに、感謝しております。子供には、がんばってこの分を社会に返してほしいと思っています。

 

無形の話といえば、やはり小学校から中学校まで、しっかり「個」で対応してもらえたこと。

特別支援学級、いいところと思いますよ。

 

きちんと支援計画を作って、きちんと実行していく。

必要なときは、支援担当が交流級の授業に入っていく。

 

うちの子の場合は、交流級の授業は人工内耳でほぼほぼ対応できてましたけど、プールで人工内耳を外した時は完全聾なので、支援級の担任が一緒に入水したりホワイトボードで意思疎通したりしていました。

 

柔道は、頭部への衝撃の件があるので、医師の意見書付きでできることだけやる。柔道着は買わずに借りて済ませました。

 

きちんと教育さえできて、健聴児と伍してやっていけるだけの学力があれば、現代の難聴児は難聴だからと言ってたじろぐことは、ほとんどないかと思います。

 

難聴だからと言って、お子さんの将来を悲観する必要は全くないですからね。