前回記事では、これくらいの内申が文理学科の下限ではないかということを書きました。

 

で、結局のところ、五木や馬渕公開で常時5科目一桁順位を勝ち得たとしても、内申がオール4以下になってくると文理学科は圏外と考えないといけません。

 

前回、私立大学志望者は文理学科に行く必要はないと書いたわけですが、今回は文理学科に行かずして「旧帝大+神戸+公立大」へ進学する戦略を考えたいと思います。

 

文理学科に偏差値的には到達していても、内申が揃わない場合、有力私立への進学を検討するしかありません。

 

  男子 女子
別学 四天王寺
大阪星光
共学 大教大池田
大教大天王寺
大阪桐蔭
開明
関西大倉
近大付属
清風
清風南海
帝塚山学院泉ヶ丘
桃山学院
洛南
立命館
須磨
白陵
雲雀丘
帝塚山
奈良学園
奈良学園登美ヶ丘
西大和学園
近大和歌山
智辯和歌山

 

これらの学校は、現行のサンデー毎日7月増刊で東京阪神合格者が二けたとされている学校です。

現浪込み。学校発表の数値とは差異があります。

 

家庭の所得状況次第では、このほかにも愛光やラ・サール、東海、滝、開成などの遠隔地校が候補に挙がります。

 

ただし、府立が選べないとなると、学校が限られてくるのは事実ですし、上記の学校の中には併設中学校からの進学者が合格者の大部分を占めている可能性があるものも混じっているので、事前調査が大事です。

 

また、11月実力テストによる事前相談(という名の学校推薦入試)を行っている学校が多いので、夏休みまでには一度は学校説明会へ参加し、事前相談の実情についても個別相談もされておくことをお勧めします。