大阪市では、3月22日が標準的な修了式の日程です。

 

ここでもらう通知表で、大阪府立高校受験の内申の40%が決まります。

 

ということで、まず、府立戦略をきめなければなりません。英検もスケジュール化しましょう。

 

(1学年×2+2学年×2+3学年×6)=450点満点

 

これが基本です。

 

270点換算へは0.6倍すればよいのです。

 

さて、5科目「5」4科目「4」の場合、

 

3年も同評定:410/450=246/270

3年はオール5:434/410=260/270

 

となります。

 

3年でオール5にできれば、5科目がよくできれば問題なく北野も狙えるでしょう。馬渕公開次第。

 

ただし、3年も副教科オール「4」を改善できない場合は、北野挑戦は無謀で、当日優秀な成績を収めて天王寺ほかの文理学科を狙うことになるかと思います。

 

内申が圧倒的に足りなくても、天王寺高校の場合は高い当日点を取ったうえでアドミ圏に滑り込むことで、自己申告書でなぜ天王寺高校に行く必要があるかを強く訴えることができるなら、アドミ合格を勝ち取れる可能性があります。

 

いわゆる地域の文理学科は、地域特性が強く表れるため、当日点さえ確保できれば、246/270でも十分可能性があります。

 

念の為ですが、大阪は総合得点制度で、圧縮後の内申点と、変換後の当日点の合計で順位を決めています。

 

例:調査書270/270、当日630/630なら、270+630=900が総合得点。

 

ある塾サイトが自己責任で内申と得点データを発表しています。五木ベースです。参考にして志望校を設定しましょう。

 

なお、関東の早慶進学を考えないのであれば、大阪の場合、私立大学志望者は文理学科を受ける必要はないと断言しておきます。