五木公開データをもとに記述します。

 

同志社高校は言うまでもなく同志社大学の直系高校です。

 

五木合格者偏差値は66~67、不合格者偏差値は62~63です。

2023年度併願志願者は252名、合格者は145名、実質倍率1.74でした。

 

同志社高校の特徴は、学校推薦枠30名があることです。初冬に中学から同志社高校への打診を行い、その結果で決まります。

指定校制ではない模様です。

 

京都市民の場合、堀川探求&普通科、西京エンター、紫野アカデミア、嵯峨野京都専修レベルの子が受験しますが、女子に圧倒的な人気を誇る学校です。堀川探求の場合、男子は洛南、大谷、東山、西大和への併願が目立ちますが、同志社は国立大学へ進学しないことから人気がないようです。女子の場合は、洛南、大谷、京女、西大和、同志社となります。

 

※昨年実績で、卒業生355名中、国公立進学は7名。

 

大阪北部の公立だと、同じ資料で豊中高校が66と、同偏差値帯。茨木は69、北野は72、春日丘は64です。

 

同志社に合格した場合、内申と英検があるなら豊中受験が順当で、茨木だと当日次第。北野はチャレンジ受験になります。

春日丘は高倍率なので、同志社覚悟なら受験すればよいでしょうが、メンタル弱いお子さんだと五分の勝負になるでしょう。

 

ただし、大阪府民が同志社大学に進学させるのであれば、授業料の件もあり、京都より偏差値的にも低いので、府内の同志社香里を選択するのが一般的です。

 

同志社香里は、すべて専願での受験となります。2023年度は60名募集のところ、73名志願、72名合格となります。

実際には、事前相談ですべての合格者が決まっているものと推察されます。五木合格者偏差値は59なので、オール5に近い成績を要求しているものと思われます。

 

なお、同志社国際の合格者偏差値は66ですから、京都府下では圧倒的なブランド力を誇っていると言えるでしょう。