追記が長くなったので、投稿時間を繰り下げました。

 

 

 

  2024年2月入試 2023年2月入試 2022年2月入試
  定員 志願者 志願者 志願者
西大和学園 120 845 49 796 831
帝塚山 340 1259 136 1123 1205
東大寺 40 n/a   197 219
500 2104 185 2116 2255

 

 

灘の記事を書いていて不思議だったので、奈良県の数値を調べてみた。

 

結局のところ、西大和と帝塚山で東大寺分は吸い上げてしまったと考えるべきみたいですね。

 

奈良受験というのは、京阪神統一日の練習でもあるので、それを考えれば納得か。

 

でも、そうすると、昨年最後の入試で197名出願、191名受験、165名合格、なのに40名弱しか入学しないという東大寺学園が、高校編入を見切ったというのもよくわかる感じ。

 

※東大寺は、灘の前哨戦組と、府立文理練習組が混じっていた。

 

そのうち、西大和も高等部の縮小なんて言い出しかねないかも。多分、全く同じ状況だろうから。

昨年の西大和は、120名募集のところ、国内&帰国専願で70名確保。残り50名のために、併願668名出願に対して529名合格、遠隔地142名合格。

 

私が経営者だったら、ブランドも浸透してきたから中学受験の定員を80名増やして、編入を一クラスだけにしてしまった方が合理的と思う。もしくは、完全一貫校化。

 

でも120名という数字はきっと意味があって、3クラス編成できれば高等部として一貫組と分割運営できるけど、40名だと一クラスだけだから、灘や東大寺のように高2からは混合しないと運営できなくなるだろうね。

 

他人事ながら、現状でも府立文理の受け皿なんだから、いっそのこと完全一貫校化して、その代わり、吹田に大和大学付属高校を中学なしで作ったほうがいいんじゃないかって思えてきた。

 

関西線以北の文理学科受験生を根こそぎ取れると思うんだけどね。