昨年の記事を丹念に読まれた方には分かると思うのだけど、親も子も迷いに迷ったうえで、北野の受験はやめて今の学校に決めた。
親視点で書いてみる。
北野高校 | 進学先 | |
通学時間 | 1倍 | 2倍 |
進学状況 | 東京阪神+名門私大 | 東京阪神医 |
特徴ある生徒 | 不明 | いる |
学年生徒数 | 360 | 250 |
ざっとこんな感じなんだけど、親は大学時代に両方の出身者と一緒になったことがあって、北野の同級生は親と同種の感じ、子供の学校出身の同級生は学内人脈で情報を取っている感じが多々あった。
あと、普通に公立高校に行っても、○○オリンピックなんて無縁なんだけど、進学先にはそういう生徒もちょこちょこいるから、子どもにとっていい経験になると思ったのも事実。
実際に通わせてみて意外だったのは、学校側が勉強するなということと、教師によって授業技量の差が激しいこと。
研究授業等で他の教員の目にさらされてたり他人の授業を見る機会がある公立校の教師の方が、はるかにいい授業をしているかもしれない。
私立学校は、一度入校してしまうと大学の先生と同じで、外部チェックされることがあまりないから、子供の話や様子を見る限りは先生の当たりはずれが極めて大きい。
ある数学の教師は、ひたすら青チャートを解いていくらしいが、子どもが何かを聞き落としていないとすれば、そのやり方ってどうなんだろうと思う。
青チャートを解くんだったら、先に単元ポイントを解説して例題だけ板書でやれば、あとは宿題にして、小テストするほうがはるかに効率的と思うのだけど。
4ステップも配布されているんだけど、完全に眠ってしまっていて勿体ない。
※もちろん、自覚ある生徒は何も言われずとも勝手にやっている。
普通に、チャートと4ステップを課題に出したらよいと思うけどね。
学校側の勉強するな指導は子供にかなりの誤解をさせてしまうと思う。学校側は不登校化を恐れているようで、寝ないで勉強してきた生徒が入学してきているとでも多分思っているんだろうけど、今どきそんなハードな勉強している生徒などほとんどいない。
結果として、もともと勉強が趣味の生徒とかは横において、普通の公立中学出身者で受験勉強から解放された気分を味わいたいうちの子のような子は、単なるナマケモノになり下がるんだよね。
ということで、先日の東進高校生統一テストみたいに恥ずかしい成績になる。
ここから巻き返していくのはちょっと骨折れるけど、やらないと学校内で恥ずかしくない大学に行けないから大変。
そんなこんなで、馬渕の府立高校推しは、公立出身者としては納得いく点も多々あるのは事実。
子供には、なかなか味わえない経験を優先させたというのが正しいかも。
入学式の記念写真撮影会場とか、お寺バイトなんて言うのが典型例。
もちろん、高校からの入学者だけの進路が内部生に遜色ないことはきちんと教えてもらって、それも納得しての選択。
公立選ぶのか、私立とか国立選ぶのか。
私立選ぶなら、自動的に中学受験ということになるけどね。