今日は憶測記事。事実確認できないので、眉唾前提にお読みいただきたい。

結果、どうお考えになるかは皆様次第ということで。

 

東京都心の千代田区には、中学校に相当する学校は3校しかない。

 

1.千代田区立九段中等教育学校

 

2.千代田区立神田一橋中学校

 

3.千代田区立麹町中学校

 

それぞれ特徴があって、中等学校は旧都立九段高校の血統は引き継いでないけど伝統は引き継いだ進学校。大昔の学校群の時代には、日比谷、三田、九段で第11群を構成していた学校の流れになる。

※学校群としては、22群とか32群の方が、当時ははるかに上位になる。

 

神田一橋中学校は、日本全国で二校しかない、通信制中学校の内の一校でもある。ちなみに、もう一つは、なんと大阪市立天王寺中学校だ。

 

で、普通だったら筆頭に出てくるはずの麹町中学。

 

この学校は、戦前から有名だった番町小学校から旧制府立一中(日比谷)、旧制一高、東京帝大というゴールデンコースの戦後版を構成して、番町→麹町→日比谷→東大となっていた超のつく名門校だ。

 

嘗ては大手を振って他区から大量の越境生を受け入れていたことでも知られている。

※親が知っていたら、私も越境していたかも。

 

 
そして、10年ほど前から、尾木ママが書いているようなことになっていた。
神奈川県などにも影響を及ぼしていたようだ。

 

 

で、校長が変わって5年ほどたった今年。動きがあった。

 

 

他の新聞社の記事を見ても同じことが書かれているけれど、ポイントは、「定期テストがある普通の中学に戻す。」という一言に尽きる。

 

 

 

実は麹町中学は、日比谷高校への進学者が都内でも非常に多い学校になる。

お土地柄から、富裕層が多いというのはもちろんなのだが、もう一つ。

 

小テストの積み重ねで到達度を測定することから、異常に「5」が多い学校なのだ。

 

東京都は、都下の評定分布を公表していて、サンプル形式での個別校データも付表として発表している。

 

 

この最後にある、「中学校等別評定割合(個表)」を数年分比較してみると、千代田区にある3校のうちのどこかが掲載されているのだが、

 

①異常に評定が厳しい学校=九段中等学校

 一貫校で、受験用の内申考える必要ないから当たり前。

 

②世間並みの評定分布の学校=神田一橋中学

 

③異常に「5」が多い学校=麹町中学

 

と推定できる。

 

是非、ご自身で過去データもさかのぼってみてほしい。

 

この調査の趣旨は、

 

「東京都教育委員会は、目標に準拠した評価が導入された平成14年度以来、適正で信頼される評価・評定に向けた取組を続けてきた。」

 

「成績一覧表の調査を継続して行い、目標に準拠した評価が適正に実施されているかについて検証する。」

 

ということなのだが、

 

今年の動きは、千代田区教育委員会(特別区だから一般の市と同様に独立した教育委員会がある。)が東京都教育委員会から評定の状況を改善するように指導を受けたのではないかと、私は推測している。

 

「こら、お前のところは5を濫発するにもほどがあるぞ!」ってね。

 

 

 

これ、立体図形がピンとこないお子さんに最適。

中学受験向けに開発されたようですが、高校受験でも大活躍。

 

 

 

 

 

 

 

ついでに、良ければこちらもどうぞ。