3週間ほど前に余計なお世話という記事を書いたのだけども、とあるかたから誤解を招いてしまったので削除した。誤解を招いた原因は、目的の焦点が絞れていなかったこと。

 

でも、自らを含めてブログを書く方々は、やっぱり押さえておくべきと思うから、書き直してみることにする。

 

東京とは違い、京阪神レベルの都市圏になってくると、高校の選択肢が非常に少なくなってくる。

 

このブログも含めて、大阪府立高校 文理学科受験について書かれたブログがおおいのだけども、地元の狭い範囲の話を書くことになるから、身バレとはいかずとも、学校バレのリスクは非常に高くなる

 

このブログだって、受験校の選択過程や学校での様子を書いてしまっているから、現在何処の高校に子供が通っているかはかなり容易に推測できると思う。しかも、子供は非常に特徴的だから、同じ学校の親御さんだったら多分数秒で特定できてしまうと思う。

 

その中でも、学校バレリスクが高いと感じたのは、つぎのような項目。

  1. 学校ごとに異なる伝統行事について触れること。
    類似している行事を複数校で行っているものもあるのだけれども、それでも知っている人が読むとほぼ正確にわかってしまう。
  2. 学校の最寄り駅を推察できるような記事。路線アクセスが推定できる記事を載せると、大体特定できることになってしまう。
  3. 大阪府内における居住地域や学校の位置関係が推測できる記事。
  4. 地域特性や校風について触れた記事

これらに触れる場合は、学校を推定されることを覚悟したほうがいいとおもう。

 

プロファイリング的な分析を行えばバレバレだから。

 

あと、伝統校は、行事を見る限り、基本は男子校発祥のバンカラな文化と思うけど、多分各校の間に微妙な味付けの違いがあって、開放的な校風のところもあればおとなしめの校風のところもあると感じている。

 

この校風の違いが、積極的にブログで発信するご家族が多い学校と、そうではない学校が分かれる要因になっているのではないかと思っている。

 

私なんかは、伝統的に学力が伸びないと言われている聾児・難聴児でも、ああすればこうなるから、他の皆さんも希望をもって普通に育児してほしいという願いが根本にあるので、かなりあけっぴろげに書いてきた。

 

けれども、ほかの方のブログを読んでいると、学校バレについて考えをまとめないまま書いてしまっている方も案外多いのではないかと感じている。

 

 

だから、学校バレしたくなければどうすればよいかという案を書いておこうと思う。

 

  1. 馬渕の偏差値を書かない。偏差値から志望校レベルがわかる。
    ※ちょっと自慢したいんだよぉ~という向きがあるのは理解しているけど、どっちを優先するかは考えたほうがいいと思う。
  2. 実際の志望校/受験校とは違う学校を念頭に、記事を作成する。
    嘘偽りを書いているような罪悪感を持たれる方もおられるかもしれないけど、受験ブログの性格上、ある程度受験校そのものについても触れなければならない。設定を仮定しておくことで、ポイントはかけるけど学校バレをなるべく防止することはできる。
  3. 位置関係や交通手段にはなるべく触れない。触れる場合は、似た学校を想定して書く。
    例えば、北と言えば北野、茨木、豊中とみんな思うし、南というと、天王寺か三国ヶ丘を想像すると思う。東と言えば四條畷とか生野(ちょっと南によりすぎ?)を想像すると思う。
    JR沿線なら北野、天王寺、茨木、四条畷、三国ヶ丘、岸和田がある。地下鉄なら、天王寺、大手前、高津。阪急なら北野、茨木、豊中。近鉄や南海なら、天王寺、三国ヶ丘、生野、岸和田。路線の特徴をにおわせると、かなり目くらましになる
  4. 伝統行事には触れない。
  5. 制服の扱いにも触れない。私服というだけで、絞り込める。制服も、セーラー服なんて書こうものなら、茨木一択になる。
  6. 私立の併願校も、ガセを目潰しに混ぜ込む。例えば北摂の人だったら清風南海とか大阪桐蔭、近大付属を入れるとか、東の人だったら関西大倉を入れてみるとか。市内だったらどこでも行けちゃうから、広い範囲から受験者がいる西大和や洛南、灘、四天、逆に受験エリアが限定される大教大系を混ぜる。

どうしても記事の内容に制約が生まれるから、書いていてストレスたまってくると思う。

だから、ある程度の学校バレを覚悟して書くかとの二択になると思う。