昨年記事を推敲しました。

 

このタイトルを見て、「当り前じゃないか?」と思われた方。

お子さんの日常もきちんと注視しておられるかと思います。

 

あからさまな表現をしますが、学校も塾も先生と言っても人間なのです。先生方との関係を如何に上手に作るかで、親の能力差が如実に現れます。そして、それが子供の結果に直結します。

 

「塾に放り込んでおければ志望校に足りるだけの勉強を教えてもらえる。」というのが普通ですが、結論から言うと、それは違います。

 

一般的な親御さんですと、

  • 塾丸投げ進度把握せず
  • テストの偏差値だけに一喜一憂。
  • 進学指導も塾任せで定型的な受験パターン
  • 第一志望受かればいいけど、落ちた時に併願私立研究がされておらずに子供が不満を漏らす。
なんていうのが普通でしょう。
 
※もっとも、落ちる予定だった学校に合格してあわててしまった当方も、この誹りからは免れないことは反省します。
 
塾の授業は、たしかに契約の一部だけど、それだけならユーチューブの無料動画でもいいわけで、次がポイントとおもいます。
 
1.教材がノウハウの塊。与えられた教材を全部こなせば、そのコースが目標としている学校には絶対合格する。
 
例えば、馬渕SSS教材なら府立文理上位校と併願校には100%合格できる。クラス分けの説明も、そうなってますよね。
 
 
2.塾内模試の判定精度が高い。
 
 府立普通科上位と、文理学科であれば、馬渕公開の判定は五ツ木に比べると甘く見えるけど、実ははるかに正確
※五ツ木はサンプル不足で上位校判定を辛くせざるを得ないと、想定しています。例えば、北野高校判定でA判定はほとんど出していないはず。馬渕から五ツ木の判定は気にしないようにという指導がある場合もあります。
※11月五ツ木の偏差値だけを根拠に、他の会の文理学科の想定を作りこむのはかなり無理がある。
※馬渕公開での府立上位受験者シェアはかなり高い。北野に限れば、90%以上と推定。
 
3.経験に基づき、塾職員が生徒の伸びしろ予想を正確にできる
 
いわゆる「ノウハウ」ですね。相場観とも言います。

 

ああと、付け加えますが、

 

4.反抗期の子供でも、他人である塾職員の指摘は傾聴せざるを得ない

 

 激しく反抗してくるお子さんだと、これもポイントですね。

※ただし、残念ながら、親を捕まえて馬鹿野郎呼ばわりする子供は、メンタルが幼いので成績伸びません。成長が間に合うかが高校入試の分かれ道。

 

このように考えると、進学塾に子供を送り出している親御さんがすべきことは、

 

1.進捗管理。宿題ちゃんとやってるか。特に英数。

 

2.宿題の出来具合の把握。

 

この2点と思います。

 

模試の出来は、面談に行けば子供が隠していても見せてもらえます。だから、それほど気にする必要もないかと思います。

 

子供の学習状況を把握できていれば、塾との面談も有意義になるかと思います。

塾側の子供に対する評価の根拠がわかるし、感じていることと違う場合は議論もできるようになります。

 

ちなみに、私は学校でも塾でも面談には必ず子供を同席させていました。

 

他人からの冷静な評価や意見を聞かせるというのは、年頃の子供には必要なことです。

親ががみがみ言っても、どっちみち無駄ですからね。

 

他人から話してもらうほうが、親も子も楽。