平井和正というかなり特異な位置づけの作家はその説明に困難を擁する。
またその作品自体がほとんど、シリーズものであり、大長編小説である事もある。
大人気作でありながら未完の作品のなんと多いことか!
わずか全2巻の漫画のリメイクとして始まった作品は4巻目を機に時空を超越した大河ドラマへと変貌を遂げ幾つものシリーズが相互補完をするというまこと、複雑怪奇な様相を呈していく…。
作品内でも狼男の不死身のルポライターは天使の使いとなり、最初、学園ものとして始まった作品はハードボイルドへと変わり中断…。
次に帰ってきた時にはハルマゲドン・ストーリーを全面に押し出し最後はファンタジーへと昇華していく…。
主人公は物語の最中に失踪するわ、時代は現代、江戸時代、飛鳥時代、超古代文明へと移り変わりとどまる事を知らない。
そしてパラレルワールド…。
輪廻転生…。
簡単にその要素を並べただけでも大変なものがあるが、それでも尚且つ…各作品群は超能力者や狼男、超天才少女等々に始まり、天使、悪魔、妖精と様々な要素を巻き込んで行きつつも…面白い!
徹底的に面白い!
私のようなボキャブラリーの無さでは表しきれないくらいにー!
それでも語らずにはいられない!
そんな魔法使いの作家「平井和正」との出逢いは大きかった!
あの小学5年生の冬、一冊の角川版「幻魔大戦」を手に取った事がその後の人生観をがらりと変えてしまったのだ。
「ウルフガイ」シリーズを「アダルトウルフガイ」シリーズを「幻魔大戦」各シリーズを読み耽った。高校時代を終え社会人になり再読して新たな発見や理解が沢山あった!
数年離れる事となり、最近、帰ってきてみると本から電子書籍へと移り変わり時代は変わった面もあるが
70歳を越えて尚、「平井和正」とその作品は全く色褪せる事はない。
未だ新作との出逢いはつづく…。
(この稿、未完。)