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次男の武勇伝の話を
子供のビッグイベントといえば、運動会ですね。
朝からお弁当の用意をしたり、当日親も参加したり、役員だったら色んな準備にも追われて大変な行事。
毎年、義父母や義弟家族も観覧に来るので
10人分のお昼ご飯を、用意してましたよ😓
朝からバッタバタです
息子達もみんなが来て、応援してくれるので張り切ってました
小学四年生の時、次男の出番は、運動会が始まって3種目のリレーでした。
ビデオを構えて、スタンバイOK。
2番手の次男は、すでにスタート位置で準備してました。
よーい。どん!でスタート。
1番手の子が走り、次男にバトンを渡しました。
バトンを受け取った次男が、スタート。
スタートと同時に、足がもつれて思いっきり転びました
あーっやっちゃたと思いましたが、そばで担任の先生が次男の名前を呼びながら、頑張って走るように促します。
すぐに立ち上がり走り出しましたが??
なんか腕が痛そう?転んだ時に変にこけたかな?
腕を痛そうにしてます
気になって、ビデオ撮るの忘れました。
前を通り過ぎる時に、『がんばれーっ』って大声で叫びましたが、次男は、苦悶の表情
痛そう。主人とあれはなんかなったね。大丈夫かな?って話してました。
無事に、次の走者にバトンを渡し、次男の出番は終了。かと思ったら、最後、アンカーの走者の列にまた次男が登場。
えっ!もっかい走るん?
あの状態で?嘘やろ?
大丈夫かなぁ?めちゃくちゃ痛そうにしてたけど?
こちらは、心配でたまりません
アンカーで、次男はバトンを受け取り、また走り出しました。
やっぱり片腕をふれないのか、痛みを押し殺して走ってるように見えます。痛いんだね💦
やっぱり大丈夫じゃないな。
もしかして、骨折でもしてるんちゃう?
でも、骨折してたら痛くて走れないよね。
と主人と話しながら、大声で次男を必死に応援し、
無事に走り切ってくれたので安心しました。
子供達が、退場し次の演目までの間にアナウンスが流れます。
『次男くんのおかぁさん、至急来てください』と呼ばれました。
大丈夫かなぁと思いながら、あとは主人に任せて
次男の元へ。次男は、泣いてはしませんが腕を押さえ必死に痛みを堪えてます。
保険の先生から、相当痛いみたいで、骨折してるかもしれません。今から病院へ付き添いお願いします。
と言われて、呼んでくれたタクシーに乗り
教頭先生も付き添って病院へ向かいました。
病院へつき、待合の椅子に座って待っている間に、痛みが増してきたのか腕を押さえて、次男がグスグスと泣き出しました。
痛い?と聞くと
声を出さずに、コクリと、うなずきました。
背中を、よしよしとさすりながら
痛いのに、良くあんなに頑張って走ったね。
えらかったねと伝えました。
次男の目から涙が溢れました。私も思わず泣きそうになりました。
検査室へと呼ばれて中に入って行きます。
検査が終わり、直ぐに診察室に入って説明を受けました。
レントゲンの写真を見ながら、医師が
『手首の1番太い骨が、バキッときれいに骨折してますね。固定してギブスしましょうね。若いから治るのも早いですよ』
『はい。ありがとうございました』
と伝えて、私は待合に戻り次男の処置を待ってました。
ギブスをはめてもらい、固定してるからなのか痛みは少しマシなようです。
ふーっとひと安心😮💨して学校へと戻ります。
戻った頃には、お昼休憩は終わり午後の部が始まる前でした😓
別の教室の部屋を用意してくれて、そこで
残っているお昼ご飯を、次男と一緒に食べました。
病院に行ってすぐに、義父母も義弟家族も来て
次男の状況を聞き驚いてました。
今日はもうこれで、次男の運動会は終了です。
みんな集まり、次男に労いの言葉をかけてくれました。
しばらくして教室に担任の先生がやってきました。
骨折したまま走らせてしまったことを、お詫びしてくれました。
でも走ると決めて走ったのは次男だし、骨折してるなんてわからないですもんね。誰も責めるつもりは無いので大丈夫ですよ。とお伝えました。
お昼ご飯を食べ終えて、そのまま学校をあとに家に帰りました。
運動会終了後、校長先生が最後の挨拶で
リレーで骨折したにも関わらず、そのあと2回も走った次男のことを褒め称えてくれたようでした。
次の朝礼の時にも、頑張って走りきった次男のことを話してくれたみたいです。
我慢強すぎて、骨折したまま2回も走り切るとは
ビックリしました🫢可哀想すぎました😭
次男の運動会での武勇伝でした