外科の待合室で待ってる間、どうしていたかあまり思い出せない
とりあえず、原発性胆汁性胆管炎のことをスマホで調べてみた。
20代から発症する50、60代の女性に多い病気。
私は30代だから少しなるの早かったんだ
いっぱい書かれてるけど、情報量が多すぎて頭に入ってこない。
今、特殊能力発動中だと思ったら、こわいよ。
肝臓、壊さないでよ
それに胆のうポリープ大丈夫って言ってたのに、外科にまわされるなんて。どうなるん?
待ってる間に胆のうポリープのことも、スマホで調べてみる。
5ミリ以下で1年の経過観察。6ミリ以上10ミリ以下で半年に1回の経過観察。10ミリ以上、ポリープの茎の太いものは、悪性の可能性があり手術。
大きくなるスピードや、場合によっては小さくても癌の可能性もある
難病って言われたばっかなのにまさか悪性かもしれないなんてことないよね
名前を呼ばれ診察室へ。
まず、問診。難病の診断を受けたことと胆のうポリープの大きさを伝えました。
外科の先生はとっても良い印象
10ミリ超えたらどっちみち手術だし、とってみないと癌かどうかはわからない。でも若いし胆のうポリープで悪性になる確率は低いですよ。
どうしますか?手術しましょうか?
究極の2択。
この選択で、このあとどうなるのか決まるんだ。
一緒にいた主人にも確認。
最後に決めるのは君だよといわれ、悩んだ末に、様子を見ることに決めました。
手術するかどうかを自分で決めるって、こわい。