仕事乞食なう猫しっぽビーグルあたまのあーさんです。

仕事のこと、運命にあらがわずに答えを出すぞ!

 

病気の経緯まとめ MENU

「やればできる病」が再発してウザーイねーねーねー

(ジャングルポケットの斉藤さん風でお願いします)

 

 

家族のうつは年末で完治してました。抗うつ剤より、上司に認められたことが効いたみたい。

やっぱりうつって、問題解決と助ける抗うつ剤のコンビが治りが早い。

よかった~

 

 

病気まとめ 続きです。

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2016(平成28年)8/8

仕事を失ったわたしは療養中に取れるだけの資格を取っておこうと必死になっていました。

T医大の初受診の前日まで、痰の吸引の研修を受けていてヨレヨレ状態。

関節痛はMAX。一度しゃがむと一人で立てなくなるのでしゃがまないように気をつけていました。

 

 

T大学病院で初診の日、血液検査があるので食事をしないで来てくださいと指示がありました。

異常なほど甘いものやしょっぱいものが食べたいのですが量は摂れず、摂れても低血糖症状が改善しない…それを食べもしないで電車??行ける??

起床時から体調は最悪でした。朝から吐き気がする…

 

 

座るところもなく、乗り換え駅の東武練馬駅で突然吐き気が出ました。
脂汗もすごく…いままで味わったことのない眩暈がきて立てなくなりました。
床についた顔が横になってるのか縦かもわからず、バランスが取れませんでした。

 

 

こうなったら血液検査よりも糖を上げよう、なにかあったら…と準備していた果汁100%のオレンジジュース200mlを飲みました。

一気に飲み干したら、気持ち悪さMAXでそのまま意識消失。

 

 

意識を取り戻すと駅員室の長椅子で横になっていました。

救急搬送を要請している途中でした。

持っていた紹介状を指さして、急激な腹痛に耐えられずトイレに連れてってもらいました。

わたしの初めての車椅子体験です。

 

 

今ならわかる…初めての副腎不全なりかけ状態でした。

トイレから出たらもう救急隊員がきていました。

歩くことはできずそのまま担架に移され搬送されました。

 

 

救急車のなかでいろいろ聞きながら血圧を測ろうとしている…

腕帯がキツくなっていくたびに手首から先が「助産師の手」になっていきます。

過換気症候群(パニック)になると、親指が勝手に手のひら側に吸い付いていき、手が勝手にクネクネとなります。

 

 

意識消失するまでの間、過換気症候群を起こすヒマもなかったと思いますが

いま調べてみると代謝性下痢というのに当てはまるのかな…

急速にアルカリ成分を下痢で失って。

血液が酸素過多になると過換気症候群と同じことが現れるみたい。
副腎不全になった人にパニックなのか?と疑うことがある、という人のブログを読んだことあるけど…激しい下痢や嘔吐が短時間で現れるとこういうこともあるみたい。

あくまで推量ですけど。

 

 

救急搬送されてきた人がパニックの時、医師がどれだけ冷たい態度になるか知っていたので、誤解されたらいやだなあと思いながら気持ち悪さに目をつぶっていました。

 

 

 (まあ、血液検査したらわかるけど…)

 

 

病院に到着した時は少しマシになっていました。おなかが空いてしょうがない感じ。

到着後、わたしの主治医になるはずだった医師が「意識あるな、大丈夫だな」と説明なしに耳から血糖を測りました。

血糖82で正常値でした。

 

 

医師は、わたしの腕からNSが血液を採っている横で

メガネ「血糖正常だからね。熱中症でしょ。ここのベッドは使うんだから。ここから出てってね。あ、でもうちの科の椅子では寝ないで。寝られるとこがあったら適当に横になっていいから。あ、ロビーもダメだから。救急隊員はね、忙しいんだから」
と言い捨てどこかへ行ってしまった。

 

 

頭がボーッとして泣きながら処置室から出るとフラフラとして何回か転んで1階まで移動しました。採血したNSは「寝ててもいいのよう~」とか声をかけてきたけど。

頭がもうろうとして、強い医師の言葉だけで動いていました。

 

 

着いていきなりこんなに具合悪いのに

こんな強い言葉で詰められるんだ…

熱中症なの?
万一熱中症だとして、倒れるほどって大変なことじゃないのか

水は十二分に摂っている

椅子にさえ寝るなというのに…どこに寝るの?どういう意味?

 

 

まったく頭が回らなかったので一階のタリーズでパンを買って餓鬼のようにむさぼって食べた。
ほどなくして頭がしっかりしてくる。

結局一時間ぐらい科の受付前のロビーに座っていたがなぜか受診の受付がされていなかった。そこから受付をしてさらに一時間待たせられる。

 

 

やっと受診すると血液検査が出ていた。
アルブミンなど栄養の評価はやはり低かった

コルチゾールは5.2 正常

カリウム正常。
T医大は4.0がコルチゾールの下限だった。

ACTHは正常

 

 

 


医師は紹介状を開いて読み始め、

メガネ「なにこれ、何にも書いてないじゃん~。どういうこと?これほんとに医者が書いたの?膠原病のクリニック?豊島区?知らないなあ…このクリニックはなんなの?どうして検査受けたか話して。あなたの主治医は誰なの?」

 

なんで?紹介状ってそういうことを省くためのものでしょ…

「ちょっと紹介状読ませてください」

見事になんにも書いてなかった…

 

 

全然、起承転結になってない…

ステロイド長期服用の経緯をしっかり話しているのに…まったく書いてなかった…
突然わたしが膠原病クリニックを訪れ、コルチゾールが低い血液検査の結果だけ打ち込んである。

 

 

コルチゾールとアルブミンと免疫機能低下しか載ってない…

これは確かにひどい…

なんにも知らない人が書いたみたいな紹介状…

最後だけ「副腎不全の疑い」

「御高診賜りますようお願い申し上げます。」とだけそれらしく結ばれていた。

 

 

今までの経緯をちょっぱやで説明。

 

 

メガネ「血糖は82で正常、カリウムも正常、コルチゾールが5.2だったことでそれも正常。あなたは病気ではありません。」

と言われ、あっと言う間に帰らされそうになる。

 


今までの経緯から、ここは離脱症状 または 副腎皮質機能低下症と考えられないでしょうか?…と訴える。

 

 

メガネ「でも~血糖も普通だし、カリウムだって。いまのコルチゾールは正常なんで」

 

 

わたしは、果糖を200ml飲んですぐの血糖で82は低いと断言した。
わたしはステロイドのせいで食後血糖はその時すでにけっこう高かったからだ。
看護学生の時に年中、血糖を測る授業があり自分の高血糖は知っていた。
薬の副作用で視床下部-下垂体-副腎に抑制がかかっていると思うから負荷試験をしたい、その入院の予約をするために今日来たんですけど。

一気にたたみかけた。

 

 

すると、

メガネ「え~なんだそれなら話早いわ~。いいよ、検査しよう。すぐに予約するわ、4日から長くても5日は検査入院するけどわかるよね?ベッド空いてる日確認するから」

と、院内PHSで話し出した。

 

 

内分泌の仕組みの話はわかりにくいし長くなるから面倒臭かったのだろう。

検査に入院が必要なことなど、同意を得るのは普通は大変なんだろうな。

確かに負荷試験を理解するのは大変だったよ。わたしもよく調べてやっと理解したからね…

 

 

メガネ「急搬の患者の遅れを今の今まで診察でカバーしてたのよう~。まだ行けないけどもう終わるから。ごめんごめん、ねっねっ」

 

 

頭が悪い話し方をする医師は講義に遅れている様子だった。

 

 

は?てめえ、救急搬送された時間は予約してた時間そのものズバリだっただろうが。
それを診察もせず血糖だけ測っていなくなったくせに人のせいにしやがって。なに文句言ってんだ、このブタ野郎。
と心の中でキレた。

 

 

検査入院の予約を取ると医師はこちらに向きなおして

メガネ「果汁飲んで血糖が82なのは確かに低いね。血糖値が下がっているところへきて急に果糖を摂取したから。反応性低血糖が起こった可能性もあるよ」
と言い放った。

 

 

カルテに打ち込む検査入院理由が必要になったんだろうなあ…

なんて医師だ…内分泌の権威で名をはせたT医大の医師がこんな人になっちゃったんだ…

でも、ここでもはっきり検査結果が出て方向性さえわかったら

別の大学病院に転院したらいい、なのでとにかく検査を!

これ以上、家にいてもひとつも良くなる自信がなかった。

あまりに必死だったのだろう。わたしはものすごく泣いていた。

 

 

8/14に検査入院が決まる。4~5日で退院とのこと。
救急搬送されたので、連絡を受けた家族が迎えにきていた。家族は車の免許がないのでフラフラして二人でしゃがまないように休みながら帰った。

 

 

悪夢はこのあと検査入院中から一年以上にもわたって続く。

 

 

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