こんにちは野良難病のあーさんです。
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2012(平成24年)2月
体調がV字復活してきました。
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2012(平成24年)4月
仕事復帰する。
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2012(平成24年)7月
この頃、再度疲れやすくなったと訴えると、セレスタミン0.5mg錠を一日2錠処方されました。
ステロイドは効力比というものがあります。
薬同士で効力を比べる表があるのです。
医師はブレドニゾロン換算して5mgを超えて長期投与すると身体に害があると計算します。
セレスタミン0.5mg中のプレドニゾロン(ステロイド成分)は2.5mg
2錠で5mg。
プレドニゾロン5mgはコートリル20mgと同じです。
2012年7月より4年近く、副腎皮質機能低下症の判定のないまま、コートリル20mgを服用し続けた計算になります。
いま考えると、最初はストレス性の副腎疲労のような症状でした。
副腎疲労にはステロイド治療は禁忌。突発的なリスクにはステロイドを治療しますが、ステロイドを定期的に外から与えてはますます副腎が働かなくなります。
人間の副腎が分泌するコルチゾールは一日20mg前後
実際には半分ぐらいだろうと言われていて個人差がある。
副腎疲労に対しコルチゾール20mgを4年にわたって服用した結果。
わたしは人工的にクッシング症候群症状に苦しむことになります。
4年の間、真っ当な介護経験を求めて派遣登録してスキルを積み重ねていました。
看取り介護の経験から、介護職って一番医療の知識が必要な人なのに勉強する機関がないことに困っていました。
派遣先の師長さんに勧められ、看護学校へ進学。
家族も前年に理学療法士の学校へ進学しました。
大変な毎日すぎて自分のことは深く考える余裕がなかった。
勉強と生活費と家族の学費を稼ぐこと以外に何かを考える余裕もない期間でした。
その間に起きた人工的なクッシング症状とその影響による感染症です。
体中が内出血してあざだらけ
静脈から血液が採れない
高血糖
血圧は元々が50/80と、とても低いので大した上がり方はしていませんでした。80/120ぐらい。
体重は20kg増加
バッファロー症候群
中心性肥満
赤ら顔
フェイスラインから首に消えない吹き出物
高コレステロール血症
逆流性食道炎
高コレステロール血症の治療で服薬したスタチン系製剤で、初めてのアナフィラキシー・ショックと横紋筋融解症を起こす
帯状疱疹を4回罹患
マイコプラズマ肺炎
看護学生になり、必要だった医療の知識が高まるにつれ、自分が飲んでいる薬がステロイドだということ、ステロイドの長期投与しているがゆえに、離脱も長期間必要ということに気づきました。
薬を処方したクリニックの医師に減薬について問い合わせると
「大したステロイド量ではない。離脱症状などない。サクっと全部やめればいい」
と看護学生にもわかるような無理難題なことを言い放ちました。
この医師に係っているヒマはない。ステロイドを減薬しなければ…
相手が看護学生と知ると、まったく縁もゆかりもない間柄でも横柄な態度をとる医師は少なくありません。
看護の世界は体育会系、医師は江戸時代ぐらいまでさかのぼった感じの超体育会系です。
こういうこと言うんだろうなあ…という予感は的中。
時期は看護学生の2年次。毎日実習の日々。
医療従事者が避けて通れない医療実習。わたしはこの生涯で一番大変だったことは医療実習です、と言い切れるほど過酷なものでした。
看護学生になると奨学金などの都合もあり、朝は6:30~から昼まで病棟勤務。
移動しながらおにぎりで食事を済ませ、学校で午後は座学。
終わると病棟に戻り17:30~20:00まで勤務。
実習で病棟勤務できない日は仕事を「休んだ」とみなされ、法定休日から引かれるので実質休みはなくなります。
一年間で一日中休みが取れたのは3日ぐらい。
このスケジュールで給与は手取り5~6万。
当然暮らしていけないので、学校のない土日は病棟勤務か派遣のアルバイトの夜勤をやっていました。
ひとつの実習が終わると翌日、間髪なしにテスト。
よくこんな生活に耐えたな~と思いますが、ステロイドをあますところなく活かして異常な元気、異常な前向きさを保っていたのだと思います。
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