重症筋無力症の疑いから確定までの道のりをブログに書いています。
前回、信頼している小さな内科にかかり、
「抗核抗体が高いから免疫疾患の可能性があるかもね！」との診断を頂き、大きな病院へ紹介状をもらいました。
しかし、予約が取れたのが早くて2ヶ月後💦
それまでが本当に大変でした。
何が一番大変だったかというと、
日々の生活が、
「あれ？私、こんな事で疲れてたっけ？」と思ったことでした。
例えば
・歯磨きを持つブラシが疲れる
・洗濯物を干す時に腕を上げる動作が疲れる
・スマホを持つ手が疲れる
・ご飯を食べる時の箸を持つ手が疲れる
・ヨーグルトを食べるスプーンが疲れる
・少しの動作でも息が上がる
・何十年やってきたピアノがすぐ疲れる
重症筋無力症は眼にくるタイプと全身にくるタイプ、どちらもくるタイプがあるみたいですが、
私は全身タイプ、特に腕でした。
日に日に疲れていく自分に
「私な怠けているのだろうか」
「こんな感じじゃなかったのに」
こんな気持ちになり、正直、精神的に落ちてしまいました。
「私は鬱病になったかも、、」と日々落ち込み
何もやる気も出なくなってしまいました。
もしこれで病気でなかったら、この症状は一体何なのか？と思うほど、日に日に疲労がたまり、
午前中よりは午後、午後より夜がグッタリし、
夜は、テレビを見るのに首を支えていられないほどでした。
こんな状態で、私は自身のピアノコンサートを控えており、動かない指、疲れる腕に涙しながら、日々練習し、本番を迎えました。
本番は
「もうこれからピアノを弾けなくなるかもしれない」
という思いで演奏したのを覚えています。
そして、何とかやり遂げて、ようやく待ちに待った
紹介状を持って大きな病院に行ったのでした。
続く、、