2000年の映画「エリン・ブロコビッチ」は、美人女優ジュリア・ロバーツが実在の人物エリン・ブロコビッチに扮した社会派の映画。130分。
エリンは弁護士ではないながらも、公害訴訟で米国最大の賠償を勝ち取ったことで有名になった人です。
はすっぱで下品な女性を演じたジュリア・ロバーツの演技は素晴らしく、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の主演女優賞をはじめ数多くの賞を受賞しました。
<難しい訴訟に素人が挑んだ実話に基づく異色の作品>
2度の離婚歴のあるシングルマザーのエリン・ブロコビッチは、働き口がないため強引に法律事務所で働き始めます。
そこで偶然見つけた訴訟案件が、企業が公害を隠ぺいするためのものではないかと疑いはじめ、一人で調査を続けました。
卓越した記憶力とバイタリティで、プロ顔負けの調査をしてついには相手企業の隠ぺい工作の証拠をつかみます。その結果、和解金額は3億3300万ドルという、当時のアメリカでは過去最高の金額となりました。
子どもたちを育てるために必死で働きつつ、六価クロムの害によって体を蝕まれていく被害者のためにも賢明に活動するエリンの姿を、ジュリア・ロバーツが熱演しています。彼女の演技の中でも、最高傑作と言えるでしょう。