私はムスリムカントリーに居る | なんばるわん☆パキスタン生活

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今日も闘う日本人のブログ。

義姉が亡くなりました

ICUに入っていました



姪が結婚のサインをした日

パキスタンでは
そういう時甘いお菓子を
皆で食べるのですが


あの日義姉が
食べたがる素振りを
見せていたため


私も娘も
同席していた
いとこAも

我慢してください


と、注意していました。

義姉の意識が
時々朦朧としていたのを
私達は見ていました。


きっと自分が
病気であることさえも
忘れていたんだと思います。

娘が小さい頃のこと
ふと思い出したようで
あの時この子はああだったわね
と、私にささやくように
話しかけて来ました。


その甘いお菓子は
5キロくらいありました。

人々が食べたのはわずか。

残りはいとこA達や
友達夫婦に渡してしまえば
よかったのですが

私は帰宅してから
甘いお菓子を
置いてきてしまったことに気づき

心の中で
義姉が食べてしまわなければいいな
甥が母親に食べさせなければいいな

案じていました。

電話して
注意しておけばよかったのですが



残った友達夫婦が
義姉に
お祝い事なんだから
これ食べてください

と、甘いお菓子と
コーラまで飲ませたそうです。

いとこAがその場から離れた
わずかな時間のあいだに

ビリヤーニも一緒に
食べさせてしまったとのこと。


友達夫婦は
あの日から数日後
我が家に来て


義姉があの日の翌日から
入院してしまったこと

甘いお菓子を
たくさん食べさせた
姪は馬鹿だ

と、他のこともベラベラ
喋って帰って行きました。

私は

私達の間違いだったわね
甘いお菓子を
義姉の家に置いてきてしまって

と、言ったら

奥さんは
お祝い事なんだから
ほんの少しだけなら
よかったのにね
甘いお菓子

と、言いました。

私は
ほんの少しも何も
絶対にあんな甘いお菓子
食べさせちゃいけない

と、シリアスに言いました。

奥さんの顔は強張っていました。


その時の友達夫婦との
やりとりを翌日
夫に話したところ

義姉に甘いお菓子を
食べさせたのは
友達夫婦だった


ということがわかったのです。

恐ろしくなりました。

甘いお菓子とコーラを
クチにし
その後入院し
そのまま旅立ってしまいました


元々病気で
腎臓は機能していなかった

タイミングも
あったのかもしれません。

アッラーが全てご存知です。


でもすごく傷つきました。
恐怖に震えました。

友達夫婦が何をしたいのか
イスラームの道から
大きく外れたことをし
どこへ行こうとしているのか

私はムスリムカントリーに
移住してきたはずなのに

ここの人々は
いったい何をしているのか
何を考えているのか

すごく考えてしまいました。


夫と私は

友達夫婦と
縁を切ることを決めました

近いうち
夫が一時帰国します。
InshAllah.



今は
義姉が
天国にたどり着きますように

ドゥアーするだけです。

Inna lillahi wa inna ilaihi rojiun.



度々
つづく
と書いていますが
書けなくてすみませんショボーン